初めてのラブラドールは「ラブ」
今から20年以上前、まだまだ大型犬はお外が殆どで、食事なんかも種類も少なく下手すりゃ余り物を食べさせていた家庭もあったと記憶。
そんな中我が家にやってきた「ノラクロ」はラブラドールだから「ラブ」と言う安直な・・・素直な名前を貰い、先住犬のトイプー(これぞ室内犬、え?躾?なにそれおいしいの?状態で育てられた超わがままわんこ)にガウガウされ、マズルにぶら下がっているトイプーを「とってぇ」という目で見つめてくる決して自分の力を誇示しない、良くも悪くもラブの資質を持ってるがちょっとなんかラブラドールっぽくないけど、まあそれは置いといて・・・そんなラブとの生活が始まった。
今考えると恐ろしい事
大型犬に詳しくない私達、特に母は自己流で突っ走った。
散歩はチャリ、ご飯はビタワンに先住犬の余りをトッピング(先住犬は当時珍しく手作り飯)今の自分ならスリッパで叩いているかもしれない(笑)でもラブは母と散歩に行けるのが嬉しくて、母もこんなに笑顔で表情豊かなラブちゃんが喜ぶならとせっせと散歩(チャリ引きだけどな・・・)ご飯のハンストも酷く(今なら解る、そりゃそうだよね、まずいもん)でもなんとなくラブらしい形にはなっていった。
当時の自宅は古い二階建てで、階段が物凄い急(たぶん35度以上)でストレートという犬にとっては恐ろしい家だったと思う。
その分探検しがいがあっていたずらし放題な感じ。古い木造住宅なんで噛む場所には困らないし、作りも納戸や物置、あげくねずみも多分いただろうから遊び場にも困らない・・・って人間にとっては「それはだめぇ!!」や「そこに入るなぁ!!」だったんですけどね。
賢いラブちゃんが困ったのは階段は上れるけど急な階段は下りれない・・・そうだおんぶして貰えばいいんだ!!でおんぶは即効覚えた?と言うか、ラブちゃん階段の上で待つ→人上がってくる→人が上から二段目くらいに腰掛ける→ラブちゃんが肩に手を乗せてくるのでそのままおぶって降りる。これが可愛くて・・・(遠い目)
あれれ?意外と長くなりそうなので又次に書きます。