歯の弱い犬が硬いおやつを食べるには

加藤商店の一番人気は豚耳。
脂が適度に残っていてジューシー。燻製の香りが食いつきをさらにUP!
でも硬いんです。チワワなどの超小型犬に与えると途中で諦めるくらいに。
大型犬でも老犬や歯の疾患がある子は食べるのが大変。

硬いおやつを柔らかくするには

そんな中、ググタスで親しくなり加藤商店でもおやつを買ってくれている方に教えて頂いた方法。固いおやつの場合…「叩く」

最初その位で柔らかくなるのかしら?と思いつつも豚耳を金槌で叩いてみた。
豚耳が飛んだ(笑)
私、やりかたを間違えてますね(笑)
気を取り直し、コンクリの上で裸ん坊の豚耳を叩くという暴挙を改めて、室内にて厚めの雑誌(今回は電話帳を使用)の上に新聞紙に挟んだ豚耳を再度叩く…

新聞紙に挟んで
新聞紙に挟んで

木槌で叩く!
木槌で叩く!

叩く場所を変えながらゴンゴンやってみた。
すると…

柔らかくなった!!これなら歯の弱い子でも大丈夫そうです。

豚耳を前にした3黒
豚耳を前にした3黒

我が家ではスノゥが奥歯をあまり使えない為、極端に硬いものは与えてたくないのですが、豚耳や馬アキレスは奥歯を結構使う為歯石取りには非常に良いので与えたい。
スノゥは硬いものを噛むと奥歯が痛くなってしまう事もあるようで、ある程度噛むと飲み込んでしまうのです・・・
結果あまり噛まずに飲み込む→食道などで引っかかりたまに吐くorそのまま出てくる・・・

あ、話がずれますが、我が家のキャリアチェンジ・ハイブリット・魅惑のむっちりBody犬Guy(この場合ローカロリー犬と言うべき?)は同じくあまり噛まずに飲み込んでしまうんですが(あわてて食べるので飲み込みが早い)きっちり消化されてでてきます…
この差ってなんだろうと考えたのですが、消化能力が高いのでしょうね。
主人が気付いたんですがかなり驚きました。

話がそれてしまいましたが…
この方法で豚耳の細切りもまとめて叩いておいてスノゥ用に分けてます。
スノゥも食べやすいみたいで飲み込んでしまう頻度がかなり改善されました。馬アキレスはまだ叩いて渡してないのですが(今現在あるアキレスがショートサイズで細い為)今度試してみたいと思ってます。
この方法結構応用が利きそうなんで色々試して結果もこちらに記録してみたいと思ってます。

加藤商店一番人気の豚耳はこちらから購入可能です↓
豚耳豚耳 100g入 500円

豚耳おやつの作り方

家庭でも出来るオーブンレンジを使用した豚耳の作り方を公開します。

豚耳を買ってくる

その辺のスーパーではまず売っていません(札幌ではなので他の地域はあるかもしれませんね)
個人商店のお肉屋さんで聞いてみて下さい。エスニック料理店や中華料理店に卸している店なら在庫あるはずです。無ければ取り寄せも可。
あと、最近は豚肉の供給が少ないようで、1頭から2枚しか取れない豚耳も必然的に少なくなっているようです。

在庫があれば100g70円~80円といったところです。完成すると重量が1/2以下になるのでそこを勘案して購入しましょう。

作り方

  1. 熱湯で10分茹でる。
  2. 水気を切って好きな大きさにカット(包丁でもキッチンバサミでもOK)
  3. 天板にオーブンシートを敷き、豚耳を並べて160℃に暖めたオーブンで20分、ひっくり返し180度に上げてもう20分
  4. 冷ます

オーブンで焼くと脂が沢山出ますので、キッチンペーパーなどで拭取って下さい。

加藤商店の製法と違うのは、3の焼く工程です。丸3日掛けてじっくりと低温で乾かした後、燻煙をかけています。
高温で焼くと脂と一緒にコラーゲンが出てしまうため、カサカサしたものになってしまいます。
ただ、上記の作り方でも市販のものよりも喰いつきが良いので興味のある方は1度お試し下さい。

ジャーキーメーカー

NESCO(アメリカ)というメーカーからdehydrator(デハイドレーター)という食材を乾燥させる器具が出ています。原理は大きなドライヤー。これ以前ちょっと欲しかったんです。

こちらは最高設定温度が70℃なので、余分な加熱をせずにジャーキーを作る事が出来るはずです。
ただ、私はこれを持っていないのでどの程度の時間で出来るのかは他にもwebでレポートしている方がいらっしゃいますのでご自分で検索してみて下さい。

自分で作ったおやつなら添加物が入っていない事もわかりますので安心して与えられますね。

「自分で作るのは手間」という方は是非当店の豚耳をお試し下さい。↓

豚耳
豚耳

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犬と食物アレルギー

犬のアレルギー

月曜日にシャンプーのことを話題にしたのでアレルギーのことを書いてみようかなと思います

犬のアレルゲンも人と一緒

アレルギーにはノミや花粉、ハウスダストなどあらゆるものがアレルゲンとなり、痒みや発疹、発赤、脱毛などの症状が見られます。また、アレルゲンに直接触れていなくても、呼吸や食事によって体内に侵入したアレルゲンにより皮膚症状が出ることも多々あります。このあたりは人も同じですね。

アレルギーにはいろいろな種類がありますが、4割ほどの犬で食物アレルギーを持っているとも言われています。アレルゲンとなりやすいのは牛・鶏・鶏卵・大豆・小麦・牛乳・とうもろこしがあげられています。

湿疹がでて「何だろう?」といっているうちに消えたために「ま、いいか」と放置していることありませんか?それ、もしかしたらアレルギーかもしれません。ただ、アレルギーを持っていたとしてもちょっと湿疹が出るくらいでかきむしって出血するような状況でない限り様子見でも問題ないと思います。

マリィのアレルゲンを特定するまで

うちの長女マリィは小さいときから背中のフケが酷く、ずっと動物病院のお世話になっていました。薬用シャンプーと抗生剤の服用を続けましたが一向に良くならず、アレルギーの検査をすることに。

採血し検査機関に送り待つこと1ヶ月。結果は牛・鶏・米・鱈・卵白の5種にアレルギーを持っていることが判明しました。そこから食べられるフードを探し、行き着いたのはアボダームのリボルビングメニューでした。ただ、なにかの草にもアレルギーを持っているようで夏は常にフケが出ています(冬は雪で草に触れないので正常化)。

食物にアレルゲンをそれだけ持っているとおやつも自然と選択肢が狭まります。ただ、こちらは北海道のため、エゾシカを原料としたおやつが年中豊富に出回っているので困ったらエゾシカを与えればいいやというのがあったのも助かりました。

手作りおやつをはじめた訳

そんなアレルギーもちのマリィのことを考えたら市販のおやつはほぼ豚が原料となっていました。高価なのでたまにエゾシカ。ある日こんなニュースがSNSを通じて入ってきました。

米国でペット用ジャーキーを食べた犬が体調を崩したり、死んだりする被害が相次いでいる。製品に含まれる中国産の原料が関係しているとみられるが、複数のメーカー製で被害がでており、症状にもばらつきが多く、なぞが多い。米食品医薬品局(FDA)は、原因解明を急ぐとともに、むやみに与えないよう飼い主に注意を呼びかけている。 米議会公聴会で17日に証言したFDAのフォーファ副部長によると、ジャーキーによる被害は2007年から出始め、今年5月までに4800件の届け出があった。犬5600匹以上が食後に吐いたり、下痢をしたりして1千匹以上が死んだ。6割は胃腸の疾患、3割は腎臓や膀胱(ぼうこう)に異常があった。

出典:朝日新聞デジタル<http://www.asahi.com/articles/ASG6V2JHQG6VUHBI00M.html>

改めて購入したおやつをみてみると原産国:中国、韓国の表記がわんさかと・・・。値段はお安いのでそれでも良いという人はいるかもしれない。けど、気づいてしまった以上私の家族に危険があるかもしれないものを与えることは出来ないと思ったのです。

しかし、比較的安心な国産は高いという・・・ある日スーパーで冷凍の豚耳を発見!これ買ったら自分で手作りできるんじゃないか?と、調べたら自分にも出来そう!燻製も趣味でしていたので燻製かけてもよさそうだな、と。

作ってみたら市販品よりも食い付きがイイ!って事でその日からおやつは手作りとなりました。自分で作っているから添加物が入っていないのはわかっているし、原料も近所の精肉店で買っているので道内産や国産のものを確認してますから、これで安心なおやつライフが過ごせます。

豚耳
豚耳

そんな豚耳はレギュラーメニューとしておすすめできるように常に製造しようかなと思っています。販売開始は来年の1月を予定しています。しばらくお待ちください。

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