犬に骨を与える際の注意点

わんこに骨あげてますか?

うちは以前は長時間噛めるし歯石も取れるだろうから良いと思い、ずっと与えていました。
しかし、スノゥの肥満細胞腫の手術と一緒に歯のクリーニングもお願いしたところ、獣医師さんに「奥歯にひびが入って歯髄が出ている」と指摘されました。
骨を齧る

骨は良いの?悪いの?

獣医師さん曰く、「犬に骨を与えて良いのは肉や脂が周りに付いた骨で、それを食べてしまったらもう与えないほうが良い。余りにも硬い物は歯を痛めるだけ。」との事。
でもペットのおやつコーナーに沢山ありますよね。何の疑問も持たずに犬にあげたら凄い嬉しそうに目をキラキラさせながらガジガジするし・・・。
色々と調べた結果、獣医師さんのブログにはほぼ硬すぎるおやつやおもちゃは良くないよってな事が書いてあって、最悪歯を抜かなきゃならなくなる可能性があるのであれば今後一切与えないと決めました。

ちなみに、長女マリィさんも奥歯が欠けており、同じ状況になっていて酷く落ち込む・・・。
そうとは知らずに今まで他の方にも鹿骨を上げてました。鹿骨をあげた方々ごめんなさい。同じようにひび割れなどのトラブルが無ければ良いのですが・・・。

今後は適度に柔らかい木のおもちゃなどを与えていくようにしようと思います。
chew for more treesレビュー ←こちらは程よく柔らかいので良いですよ。

スノゥの憂鬱4

肥満細胞腫をどうするか

スノゥの脂肪細胞種は、色々調べてお互いにどうしたいかを話し合い、このまま経過観察することを選びました。スノゥの細胞種の予後としてこのような事をしたら良いんじゃないか、といわれた事、調べた事をちょっとあげておこうかと思います。

  1. 脂肪細胞種の遺伝子検査を実施し、型を特定、その型にあったステロイド剤の投与、もしくは抗がん剤の投与
  2. 切除場所に放射線治療
  3. 新薬の投与(細胞種に今効き目のある錠剤が出ているがまだ治験段階の為、効果の是非、投薬期間等クリアになってない問題がある)
  4. 切除場所を改めて切開、3cmから5cmの範囲に広げて深さも筋膜まで切除

細胞種のグレードやステージによっても選択は違うかと思いますが、運の良いことにスノゥの細胞種グレードは低く、切除の時点では肥大化も見られず、転移も目視では確認されていない事、獣医師からも経過観察を進められた事。私自身は4の再手術が望ましいのでは?と考えましたが、やはりスノゥにかかる負担を考えると経過観察が良いのかなと・・・経過観察ばっかりですね(笑)

どれを選んでも後悔や不安は残ります、とにかく今出来る事は再発のチェック(身体を満遍なく触り、しこりや異常、触るのを嫌がる場所がないか等)と私達が出来る事をやっていこうかなと思っています。

歯の問題

ここで脂肪細胞種のせいで霞んでしまった問題がひとつ・・・それは歯石をとった際に言われた奥歯がぼろぼろな件・・・

幼少期から喰っとけかじっとけで鹿角と鹿骨が常にどこかかしかに置いてあり、自由にかじれる様にしていたのが悪かったのか、奥歯がひび割れて歯髄が出ている状態と獣医師に言われました。
一応これも酷くなる前に抜くのが良いそうなんですが(教科書どおりの受け答えなら大学病院か歯科がある病院に紹介状を書くからそちらで抜いて貰って欲しい、けど状態が酷く悪い訳じゃないから私達が希望しない限りそこまでしなくいてもいいんじゃないかと私(獣医師)は思う。と言われました)私達はそのまま様子を見る事にしました。

ガイと鹿骨
ガイ鹿骨

一応、主人が今までより歯磨きを小まめにやってくれるという事なので、こちらも経過観察です・・・。
当初お店でも乾燥させた鹿骨を扱おうかと思っていたのですが、色々調べていく内にあまり硬すぎるものを与えておくのも問題があるという事で取り止めたんですよね。

硬いものをガジガジさせる事はストレスの解消にも良いですが、歯が折れる事もあるようですのでお気をつけ下さい。