ガイドドッグオープンデーが無事終了しました

加藤商店二度目の出店となる犬のおやつチャリティー販売、無事に終了しました。
本日の売上の一部はその場で北海道盲導犬協会へ寄付してきました。

ガイドドッグオープンデー参加しました

ガイドドッグオープンデーフリーマーケット ガイドドッグオープンデー参加しました

お買い上げ頂いたお客様はもちろんですが、去年の出店を覚えていて声を掛けて下さった皆様、グリーンドッグで知り合った皆様、GUYのパピーウォーカーで知り合って久々に会えた皆様、本当にありがとうございました。

ライトくん初仕事
ライトくん初仕事

お仕事中♪
お仕事中♪

私達にとって2頭目のパピーウォーカーのRIGHT君がふれあいコーナーにて初めてのお仕事(笑)をこなし、ふてぶてしくも午後は寝て過ごすという快挙を成し遂げ、たった今片付けもひと段落しました。

繁殖犬コーナー
繁殖犬コーナー子犬

本当にありがとうございました。

パピーウォーカーに会った♪

我が家の近所で15体のパピーウォーカーをされてる方に散歩中に出会った。

4カ月過ぎの子だろう、足取りもだいぶしっかりして楽しそうに歩いていた。
お父さんの顔を見て笑顔で歩く子犬を見て、もう一度パピーウォーカーをやりたいなぁと心から思う。

盲導犬パピーウォーカー
ラブラドール子犬4ヶ月

実はその子犬と会えたのは訓練中の盲導犬候補犬と訓練士が横断してた為。
パピーウォーカーさんは候補犬を気遣い、物陰に隠れて通り過ぎるのを待っていたところを偶然私達が通りかかり「あの首輪は!」で声をかけてしまったのです。
愛らしいまっすぐな瞳と笑顔、自分に声をかけてくれる人、みんなに同じ笑顔を向けてくれるこの子たち。屈託のなさはやはりレトリバーという犬種だけではなく盲導犬協会の血統なんだろうなぁとなんとなく分かるようになった(笑)

キャリアチェンジをして家庭犬として引き取られても、見るとはなしに見ていると他のレトリバーとは少し違っているのがなんとなくわかるのは多分他のパピーウォーカーさんも同じだろうなぁと思う。

チャンスと機会があればもう一度是非受け入れたいが、次はもうキャリアチェンジしても引き取れない。そして体力的に先住犬の年齢を考えても最後になるだろうな。

パピーウォーカー受託式
パピーウォーカー受託式にて

でももう一度だけあの仔犬たちの笑顔が見たい・・・夢と希望なんですけどね(笑)

パピーウォーカーの1年

ガイくんが我が家に来てからちょうど丸1年が経ちました。
この1年間毎日ガイくんの写真を撮っていました。それを繋げた動画をアップしましたので見てやってください。

365枚無いのは途中で繁殖適正などの評価で協会へ一時戻りしていた為です。

あっという間の1年でした。ガイくんの先行きはまだ見えませんが、とっても良い子に育ってくれたんじゃないかなと思っています←親バカ
いつの間にかマリィさんを追い越して体重も体高もスノゥと同じ位になりました。
この動画を編集して見返しているとちょっとウルウルくるものがあります。

まだ委託終了まで時間があるので目一杯日々を楽しもうと思います。

犬の足型を取ってみた

犬の足型取ってみました

犬の足型
左からガイ・スノゥ・マリィ

ガイくんの1歳の記念に今いる3頭で足型取り。

必要なもの

  • 100均で買った紙粘土1個
  • 型枠になる適当な物

以上です。

作り方

作製途中の画像が一個も無いので文章のみですみません。

まずは紙粘土を型枠に伸ばします。型枠は足型を取るときに押し付けるので横に流れるのを防止するのに使用します。
あとは上から犬の足を押し付けて型取り、乾燥して完成です。お好みで色づけしても楽しいでしょうし、透明ラッカーやニスでツヤを出しても良いかと思います。
素人の工作なので大概適当です(笑)

コツは型取りで犬の足を押し付けるときに上から人の手で押さえつけるんじゃなく、両前足持つ→片足だけ紙粘土の上に置くとやれば片足のみに加重してちょっと強い力で押せます。
小型犬はそれでも押す力が弱いと思うので、先に紙粘土に水を少し加えて練って柔らかくしておくと良いと思いますよ。
ちなみにガイくんが3ヶ月のときに作ったものもあります。

ガイ3ヶ月足型
ガイ3ヶ月足型

掌の大きさと比べるとだいぶ小さかったなー

期間限定飼育ということ

マリィやスノゥの時はこんな事していなかったのですが、ガイくんは「1年でいなくなる」と思うと今を残さないと!という気持ちになってついつい親バカを発揮してしまいます。
現に昨日26日はマリィの誕生日だったのですが、翌日の27日になって思い出す始末・・・。
この先いつでもいるって思うのと期限があるのでは思い入れが違うのだなーとしみじみ。
3ラブ
盲導犬協会に帰るまでの残りの期間をたくさんの幸せで過せるように出来る事をしてあげようと思います。

パピーウォーカーをちょっぴりだけ詳しく説明してみる

パピーウォーカーが出来る条件等は問い合わせや募集事項で分かりますが、初めて犬を飼う人や室内での大型犬飼育が初めてと言う場合のあまり聞けないけどどうなのよ?て感じなのをちょっとまとめてみた。

かかる費用は?

お金=基本掛かりません、が、保険代(損害保険:飼い主と家族以外に怪我や事故、損害を与えた場合に使用できる)と月々のフード代シャンプー代等の食費と雑費は個人負担。大まかにいえば掛からないのは医療費のみと考えると分かりやすいかもしれません。(あ、フィラリア薬と混合ワクチンと狂犬病ワクチンは協会です)

支給品とゲージ置き場

最初にパピーウォーカーボランティアには首輪(成犬用)とリード、食器、ブラシ、噛む為の玩具等のセットが渡されます。ゲージの貸し出しもあります(縦、横式どちらか)このゲージの大きさも私たちは大型犬を飼育しているのでどん!ときてもあまり驚きませんが、サイズ(縦式)幅60cm長さ90cm高さ70cmのゲージが貸し出されますので置く場所に悩む場合もあるかもしれません。パピーウォーカーが決まったら事前面談で担当者が訪問し、置き場所の相談にも乗ってくれます。基本静かで温度差が少なくや湿度の高くない風通しの良い場所がいいです。で、ゲージ上にバスタオルや大き目の布などを被せて昼間や電気をつけても薄暗く出来るようしてあげると落着きが早くなります。
ここでうちの例を。あまり参考にはなりませんが・・・既に居間に二頭分の大型ゲージがある為、一階の寝室に置きました。因みにサイズだけ書いてあってもピンとこない場合は、バスタオル(普通のバスタオルサイズが60cm×120cmとかなのでこれを折って60cm×90cm位にする)を置いてみると大きさの目安になるので、ゲージの設置場所に置いてみるとイメージしやすいかもしれません。
あと自分で揃えても良いかもな商品は移動用のバリケン(ピンキリですががっちりしたもので1万円位)。車の移動以外にも使用できます(と言うかうちでは生後6ヶ月位までバリケン生活になりました・・・)

パピー期のいたずらとしつけ

噛みます(笑)とにかくなんでも噛みます。手もそうですが家具、床、幅木、柱、リモコン、え?と言うものも噛みます。コンセント類は注意して下さい。現場を見た場合は「いけない」と言ってやめたら誉めるを繰り返すしかないのですが、手に甘がみを始めたら、私達は引き抜かずそのまま噛ませて喉奥に噛まれた手をそのまま押し込むという方法で手の甘がみをやめさせています。離すまで何度でも、噛んだら喉奥まで手を入れます。「げえ」となっても噛んでくれば容赦なく奥に手を入れます、やめたら「噛んだらいけないんだよ、やめたね、よしよし」と声掛け。
そして最大の恐怖「誤飲」これは徹底的に片付けるしかないです。床に物を置かない、テーブルの上も極力片付ける、ジャンプしても届かない場所に片付ける。犬に目の届かない時は犬をゲージに入れる。自宅には小学生の姪が同居していますが、姪の部屋は原則出入りは出来ないようにゲートをつけています。
今までの子達は警察犬の訓練学校に入れていたので、基本怒る時は強い口調。でもパピーウォーカーで初めて叱らない、怒らない、誉める躾を実行。いけないことをしたら静かに制す、やめたら誉める。これの繰り返しです。
ワンツー(おしっこや排便)も失敗しても叱らない。閉じ込めない。失敗した所に鼻を付かせて「ここでやったらだめなんだよ」とか一切言わず、淡々と片付ける、で出来たら誉める。全部これでいきました。結果、効果があったのかどうかは分かりませんが良い子です(笑)

飼い主の気の持ち様:ラブなんてこんなもん

そしてもうひとつ・・・パピーウォーカーをやって近所に「始めたんですー」なんて言うと思わぬ所まで知れ渡ってる事があります。よく「この犬はだめな犬だ」「落ち着きが無い」「こんなんで盲導犬になれるのか」とか言う他人様がいますが、一切無視で(笑)
散歩で引っ張ったり、他人に吠えたり、他の犬に行きたがったり、問題行動はたくさんあると思います。制したり出来なくても、それは犬がダメなんではなく人がまだ教え切れてないだけなんです。根気よく教えてる段階で否定する他人は放っておくか言わせておく。気にしない。
私がよくラブ飼いさん(初心者さん)から聞くのは「この子誉められた事が無いんです」ってこと。ラブの子犬なんて、もっと言えばどんな犬種の子犬なんてみんなヤンチャ。盲導犬のパピーって言うだけで「聞き分けの良い子」っていう先入観から、ヤンチャしてるとダメな子扱いするのはどうよ?と常々思ってる。
みんな良い子なのに飼い主さんも萎縮しまくってたり・・・一緒に出来るようになればいいんです。
どうしても気になる事があったら協会に聞けば良いんです。力を入れ過ぎず、楽な感じで、たっくさんの愛情を注いであげてください(わがままにしたらだめです・笑)

ちなみにうちはパピーウォーカーのベテランさんが言ってた「私の仕事はワンツーを教えるだけと思ってるから。後は目一杯可愛がるの♪」で目から鱗。凄く楽になりました。
先住犬がいようが飼育経験が有ろうが、悩む事は悩むし。分からない事は協会の方か獣医さんに聞いて、それ以外の方にはあまり聞かない事にして。そんなゆるい感じでパピーウォーカーを楽しめば良いんじゃないかなと思います。
我が家はとにかく今は協会に戻る日まで健やかに日々を過させてあげれればいいかな、と思っています。
すっごい長くなりました。あくまでも我が家の場合ですので、参考程度にどうぞ。

盲導犬協会から告知

今年最初の委託が先週の日曜日に始まってます。先日担当者の方がぼそっと「今年も足りないんですよねー」と呟いていたので間手に告知
パピーウォーカー募集:北海道盲導犬協会
興味がある方はこちらからお問い合わせ下さい

月に一度施設の公開日も設けています。盲導犬の歴史や役割など意外と知らない事も教われるので勉強にもなりますよ。
3月はもう終わってしまいましたが、4月以降の日程は北海道盲導犬協会へどうぞ施設見学

盲導犬ボランティアについて

意外と知らない方もいらっしゃるかな?と思い投稿

北海道盲導犬協会の情報です。各協会で違いますので興味ある方はそれぞれ確認してくださいね

盲導犬ボランティアの種類

パピーウォーカー

生後5、60日の子犬を約1年間家庭で育てるボランティアです。ちなみに医療費などは協会が負担してくれますが、病院にかかる前に必ず協会側に連絡等が必要です。そして保険料(いわゆる賠償系、パピーが万が一他人に怪我等をさせてしまった場合のもの)とフード代等は各家庭での負担になります。

キャリアチェンジ犬の引き取り

これは協会に戻った後、適性検査に合わなかった子や疾病やその他理由で盲導犬になれなかった子を里親として各家庭で一緒に暮して行くことです。お試し期間後必要な経費を負担します。盲導犬になって、色々な事情で若くして協会に戻りキャリアチェンジ犬として余生を過ごす子もいます。

繁殖犬ボランティア

盲導犬の親犬たちを家庭にてお世話、女の子は各家庭での出産と生れた仔犬たちをパピーウォーカーに渡すまでの育成も含まれます、男の子は繁殖の為メスの発情に合わせて協会に行きます。ちなみに繁殖犬引退後はそのまま引き取ることも可能だそうです。パピーウォーカーと同じく医療費は協会にて負担。

引退後の老犬ボランティア

盲導犬は約8歳で引退その後を一般家庭でお世話、もしくは協会のホームで余生を過ごします。老犬ボランティアに関しては先住犬がいない等引き取りの際に何点か条件があるそうです。

協会内のボランティア

お散歩ボランティアや老犬ホームボランティアが一般的かもしれません。

以上北海道盲導犬協会の場合のボランティアの内容です。すごい簡単に書いてみました。各協会で問い合わせ、HPを見るだけでもかなり詳しく知ることができます。そして少しでも興味を持たれたら、各協会で開いている施設開放日や説明会等に足を運んでみてください。

盲導犬育成団体

 

私たちはそれまで寄付や募金のみで、たまたま盲導犬協会の一般説明会を受ける機会があり、そこで色々な質問や協会の説明を聞きパピーウォーカーをやることを決めました。今だ色々疑問もあります(盲導犬のシステムなんかにね)

盲導犬に対する考え方や関わり方、それぞれ色々あるかと思います。私達の関わり方が良いのか悪いかも分かりません。でもやってみて、色々見聞も広がりました。自己満足かもしれませんがこうしてブログに書く事も出来ました。もしこういった記事を見てくれた方が、少しでも興味を持ってくれたら、それだけでも自分は嬉しいです。つたない文章ですがお付き合いありがとうございました。

子犬子犬子犬子犬と先住犬盲導犬パピー:ガイラブラドール4ヵ月

 

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パピーウォーカーその2

盲導犬パピーの受け入れ

パピーウォーカーも地域の盲導犬協会によって指針やしつけ等だいぶ違うと思います。

北海道盲導犬協会は、先住犬がいてもパピーウォーカーが出来ると言う事で(先住犬が老犬や問題がある場合を除く様なので一概には言えませんが)ガイが来ました。

ガイが来る際に、ゲージの置き場所(これも協会から貸し出ししてくれる)ワンツー(排泄)の指導方法、うちには先住犬でラブも二頭いて躾教室にも通っていた為、あまり難しく考えずに委託式。

因みに食器や水のみ、ブラシ、リードと首輪等も貸し出してくれます。

子犬
子犬

パピーの排泄トレーニング

生後約50日目に我が家に来て、先住犬達ともすぐに慣れ、一番びっくりしたのは排泄でした。最初から外で教えて良いですと言われていたので、先住犬たちは皆ゲージからの排泄指導でしたが、ガイはお外で「ワンツー」と言うとチャーっとして室内へ・・・失敗が数える程度・・・しかもしたくなったら玄関へ・・・こいつはすごいや(笑)無駄吠えや要求吠えもなく、びっくりする位育てやすい。

たまたま我が家にきたガイが良い子なのか、協会のパピー全般が良い子なのか・・・血統的にも選別されているから当然なのか・・・難しい事は分かりませんが、本当に頭の良い子で物覚えの早い子でした。

躾に関しては主人が詳しく書く予定なのですが、協会の躾方法で私達はかなり驚きました。叱らない、誉めて伸ばす、これだけの事で凄くシンプル、なのに物凄い効果(笑)

子犬と先住犬
子犬と先住犬

さて、次はガイ君で一番大変だった事を書いてみたいと思います。

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パピーウォーカーその1

我が家が盲導犬パピーウォーカーに申し込んだ経緯

今自宅には、マリィとスノゥ、そして盲導犬パピーのガイがいます。

ガイは2014.5月に我が家にやってきました。それまで人づてにパピーウォーカーってこんな感じだよ~みたいな曖昧で中途半端な知識しかありませんでした。

が、始めてびっくり、聞いていたのとだいぶ違う!!

まず私達が申し込みをしたのは、パピーウォーカーの数が足りないと協会の方に聞いたのがきっかけ。

その時に「やってみたいけど先住犬がいたら駄目なんですよね?」と私たち、だって今までボランティア等をやっていた人からそう聞いていたから。

そうしたら「昔はそうだったんですが現在は環境を見させて頂いて、先住犬がいてもお願いしてるんです」うそん、じゃあもっと早くに申し込めば良かった。

盲導犬パピー:ガイ
盲導犬パピー:ガイ

そして申し込みからすぐに協会から連絡があり、家庭訪問をかねた面談、その場でパピーウォーカー制度の仕組みや、こんな感じで、と生活としつけに関する説明を受け、翌月にはガイが来ることが決定。

正直こんな簡単でいいの?と思うくらい早かったです。でもその位ボランティア家庭の数が足りていなかったと言う事なんでしょうね。

次回はガイの来た日、依託式やその他もろもろを書いてみます。

盲導犬パピー:ガイ
盲導犬パピー:ガイ