犬のしつけをする時の基本

犬のしつけに関してえらそうな事をいえる様な立場でもなく、ドッグトレーナーの資格も何も持っていません。でも、現在の3頭と暮らしてきて犬との関わり方のキーポイントくらいはお伝えできるかなと思います。

犬のしつけに大事なこと

絶対に飼い主がリーダーになることです。これが基本中の基本。大前提です。

3ラブ

犬は常に上を狙っている

犬は群れの中で生活する生き物です。飼い犬でもその群れ(家族)の中で常に順位を付け、隙あらば自分が一番になろうとしていると思っておいたほうが良いです。

たいていのしつけが出来ていない犬を見ると溺愛し過ぎてしまって、全てはその犬の意のままになっていて犬が一番で家族がその言うことを聞いているという状況になっているのをよく目にします。

要求にすぐに応えない

溺愛したいのは分かります。だってかわいいですよね?愛犬のためならちょっと値の張るおやつだって、おもちゃだって買ってあげたくなります。

でもちょっと待って下さい。おやつをあげるタイミング・おもちゃで遊んであげるタイミングを考えて下さい。

愛犬がくれって言ったからあげていませんか?遊べって言うから遊んであげていませんか?要求を即座に叶えてあげるのは非常にまずい!

犬にとって見たらその行動は「リーダーの言うことを何でも聞く子分」に見えているはずです。自分に置き換えて考えて下さい。自分より下の人(弟や妹・後輩・部下等)の命令を聞く気になりますか?

主導権を握ろう

愛犬からどんな要求があってもまずは知らない振りをしましょう。そして何でもいいので誉められることをさせて下さい。おすわりでも伏せでも来いでも何でもいいです。

それが出来たらおやつをあげる・遊んであげるというように主導権を握る行動を心がけて下さい。

これはどんな行動にも言えることです。散歩で行きたい方向に行く、ゲージに入れたら吠える、おやつをくれと鼻で鳴く、全部要求なので一度その要求を無視して自分の言うことを聞かせてからそれをしてあげると良いでしょう。

 まとめ

とにかく飼い主がリーダーであること。それがないとその後に行うしつけ・訓練は全て時間の無駄になってしまいます。

そんなに難しいことではないと思います。愛犬からの要求を一度かわして、何かほかの命令を聞かせる。その後でご褒美として愛犬が喜ぶことをする。

たったこれだけです。

ラブラドール:伏せ

次回は服従訓練について書きたいと思います。

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