動物と一緒に暮らす葛藤
ずっと考えていることがあります。
この子たちは家にきて幸せだったのだろうか?
今まで家に来た子達に聞けるなら聞いてみたい気もします。でも「失敗したわ~」とか言われたら怖いんで聞けませんが(笑)
虹の橋を渡らせた子達は犬だけではなく、エキゾチックもいます。エキゾチックはショップの売れ残りが大半でした、当時はネットでの知識も少なく、専門書もなく、診てくれる動物病院を探すのだけでも、ものすごい大変で最後のシマリスが虹の橋を渡った時にエキゾチックはもう無理だなぁと・・・それからエキゾチックは家に迎え入れていません。
小さいころに捨てられた子猫や子犬をみて「大きくなったら全部飼ってやる、みんな幸せにしてやる」そう思ったのは自分だけではないと思います。
大人になった今、保護もやってみて、自分にはその力も影響力も何もないと気付いてしまい、当時いた犬達も知識が少なくて育て方や飼育の環境面で決して誇れる状態ではなかったと反省しています。
パピーウォーカーを始めて、今いる子達もパピーもみんな幸せにしたいと主人と色んな話をしました。パピーに関しては一年間と限られた時間での飼育で、その後の生活もあります。
手放すのが辛いのはその後の生活が見えないから。訓練にあがって協会での生活、新しいユーザーさんとの生活、キャリアチェンジして一般家庭に引き取られた生活。私たちにはその生活を見ることは出来ません。
たった一つの願いは
「家にいた時より幸せでいてほしい」
Guyとのお別れが近づいてきている今、キャリアチェンジで引き取る、訓練に上がる、新しい家族のところにいく、どれが彼の為の幸せなのか?
彼を抱きしめて願えることは幸せになって欲しい、それだけです。