タグ: ラブラドールレトリバー

  • ラブとのお別れ

    ラブとのお別れ

    よく皆さんに聞かれることがあったので、興味のない方はスルーでお願いします。

    大型犬の介護~看取り

    晩年のラブさん

    今のペットの寿命は以前に比べてかなり長くなています。一番はフードの影響と言われていますが、人と同じで医療の発展による病気の早期発見と治療の効果もあると思います。

    さて大型犬の一般寿命ですが、私が一緒に暮していたラブさんは11歳でお別れしました。これは当時ラブだと平均寿命だといわれました。
    そしてラブさんは8歳を過ぎたあたりから(腰がもともと細かったせいもあるのか)後ろ足が少し弱くなり階段等は避けるようになっていた。それ以外でいうと皮膚がかなり弱くなり、これまたラブ特有のしこりが何か所か出来、年も年なので検査などはしていませんでしたが、だんだんとあ~年だなぁと感じさせる動きにはなってきていました。

    最後の日

    当時三頭(ラブ二頭ダルメシアン一頭)で飼っていた為、散歩は朝4時位から若い順に連れて行き最後ラブさんとゆっくり散歩。それから朝ごはんだったのですが、その日も普通に散歩に行き、普通に排泄、ゆっくりいつもの散歩コースを巡り、自宅に戻って朝ごはん。私は出かける用事があったので早めに準備を開始、ふと玄関に目をやると玄関マットでラブさんが寝ていた。
    ラブさんそこで寝てると踏まれるよ~と言いながら近づいてすぐに異変に気付いた。
    なんか違う、確かめたくなかったがラブさんはもう旅立っていた。獣医師に来てもらい死因は多分心臓麻痺、苦しんだ様子が一切ないのが救いでした。

    ドールさんの場合

    ドールさんの時は食欲が徐々に落ちてきて「いらない」と言うことも多くなったきました。
    13歳を過ぎ、もう少しで14歳になるところでした。散歩に行ってもこわいのか(北海道弁でつらいの意味)立ったまま固まる。じょじょに散歩にも行きたがらなくなり、外に出るのは排泄の時と気分が向いて散歩に出たがる時だけになりました。
    獣医師に相談し、対処療法で方向は決まっていましたが、食欲が落ち通常のフードを食べたがらない為、食事も体に良い悪いではなく食べれるもの・食べたいものを(犬に与えてはいけないものはもちろんだめですが)少しでも食べさせましょうと言われ、それからは食べたがるものを探して食べさせ、ドールも頑張って自力での排泄を最後までしてくれていました。

    ドールの場合は立ち上がる時と固まった時の補助が必要でしたので、バスタオルで下腹部分を支えて介助と歩行補助をしていました。
    主人が焼いたチーズスフレをドールは好んで食べていた為、主人は休みには必ずスフレを焼くのが日課に(笑)
    ドールはこのような状態になってから約三カ月で旅立ったので、介護と言っても本当に手のかからない子達だったと思います。

    この後ダルメシアンを約2年介護しましたが、この子は体重がラブに比べて軽かった事もあり、大型犬の介護にしては楽な方だったかもしれません。それと家族がそれぞれ介護できる時間帯の区別がはっきり分かれていたのも負担にならない下地だったのかもしれません。

    3頭とも自宅で看取ることができ、介護もそれ以外の重い病気もなかったのであまり参考にならないかと思いますが、よくラブを飼い始めた方に最後どうでした?と聞かれるの事があったので何かの参考になればと思います。

  • ラブの思い出:5

    ラブの思い出:5

    茶色い毛玉のドールさんすくすく育って肉団子

    多分昔のラブの方が今より一回り位大きかったと記憶。と言うのも体高がラブもドールも今いる子達より高くて体重も重かった。
    そして何の知識もなく、母が甘甘で育てた結果、一時体重がえらい事になったのは・・・ほんとびっくり。
    気付いた時私大激怒、母から犬の食事権を剥奪しおやつ制限を実施。ちなみに最高体重ラブさん48kg、ドールさん53kg(当時いたメスのダルメシアンも35kgオーバー)運動量を増やすために早朝の散歩を1時間取り、半年位掛かりましたがウエストが見えるようになった時の喜びは自分のダイエットが成功した時より嬉しかった(笑)
    ドール:ラブラドールレトリバー

    誤飲と病気で減量

    そんな肉団子ドールさんが痩せた一番の理由は・・・異物飲み込みでの手術と猫毒による前足切断一歩手前の重症かもしれません。
    異物飲み込み:柔らかい直径10cm位のボールを飲み込み、胃を通過してしまい幽門部で詰まる。食欲も一気に落ち、吐いて毛艶もあっという間に落ち、かかりつけの動物病院からすぐに緊急手術が必要だといわれ大学病院に移動。
    手術は無事に終了。術後に獣医さんに取り出したボールは不要なら大学病院で後学の為に飾っておくからと言われました(何年かして行ったらまだありました・笑)
    肝心のドールさんなんですが・・・術後1週間は入院し経過を見たいと言われて毎日お見舞いには行っていたんですが3日目には電話があり「元気なので迎えに来てください」と。引き取りに言って先生と予後の経過観察や通院の日程を話していたところ「実はね、今患畜にサルがいてね・・・ドール君翌日から元気になって吠えるもんだから、今度はその子が食事とらなくなっちゃてさ」「ほら、ドール君明るいし人懐こいいから生徒にも人気でさ、世話で入るとどうしてもそっちばかりにもなるから拗ねちゃったのもあってね」お世話してくれた学生さんと先生にお礼をいってドールさんも体当たりのお礼をして帰宅。
    開腹の為剃られたお腹の毛はそのまま生える事は無かった(笑)
    今なら一般的になっている柔らかいおもちゃの危険性、当時無知だったせいもあり、飼い犬や他の友達犬にも危険な目に合わせていたと物凄い反省をしました。最後に当時の理想体重、ラブさん28~30kgドール25~28kgカレン23~25kgと獣医師より言われてました(当時の自分の無知はスリッパで殴っても足りないと猛省しとります)
    ドール:ラブラドールレトリバー

    長くなったので次回に猫事件は書きたいと思います。

  • ラブの思い出:4

    ラブの思い出:4

    母暴走する

    母の知人がラブの繁殖にトライしたと聞き、母、早速予約をいれていた(笑)
    お父さん犬は警察犬で、その血統を残すための繁殖で初子。うちのラブちゃんのお嫁さんにと予約はブラックのメス(この時母は本気で子を産ませるつもりだったらしい)出産の電話が来た時「ブラックの女の子がでた!!」と大喜び、落ち着いたら見に行く事になり日にちを決めていた。
    子犬を見に行く前日「母犬の下敷きになってブラックのメスが死んでしまった・・・」と連絡が入り、イエローのメスが1匹出てるから見に来るだけでも、と・・・

    なぜ?チョコラブが我が家へ

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    「チョコレートの男の子」が家に来たのは生後50日位、手のひらに乗る茶色い玉(笑)
    結局見に行った時に一頭だけ出た茶色から目が離せなくなった母は「オスでいいからこの子!!」と持参したリボンをつけたそうな、と言うのも当時(多分20年前)はラブの茶色は人気無かったと記憶、知人宅でも先にイエローの引取りがきまりその後ブラックだったみたい。毛色的にも少なかったせいもあるのかも・・・かなり珍しかったのか結構「何犬ですか?」と聞かれる事もありました。
    プードルは毛色によって性質が違うと言うのは良く聞く話ですが、当時のラブも「黒はアクティブ」「イエローは温厚」「チョコはアグレッシブ」(この場合のアグレッシブは積極的と言う意味ですね)と訓練所で聞きました。で、うちに来た茶色の子犬は「侵略的」も持っていました(笑)まあラブちゃんが地味な子犬(地味な感じのいたずら)だったので良い意味で破天荒な俺様な子犬でした、てか可愛かった。

    名前は「ドール」

    そんな茶色の子犬の名前は「ドール」余談ですが、ドルのお兄ちゃん犬が母知人の家に行く事になっており、その子の名前が「ラー」なんとなく見えてきたかと思います、三頭合わせて「ラブラドール」・・・この二頭の出来事は次回に続く。

  • ラブの思い出:3

    ラブの思い出:3

    初代ラブのラブさん、思い出が有り過ぎるのでインパクトがあった思い出だけ箇条書きにしてみた。

    • 部屋の前にブツが・・・酔って帰って踏む事数回、因みに私にだけ。しかも帰ってくる気配を察知し、それから行為に及ぶ確信犯・・・(踏んだときまだ暖かく、姉の部屋の隙間からこっちを見てる)
    • 粗相・・・ラブさんは姉と寝ていたのですが、当時姉はロフトベッドで寝ていた為下ろしてもらえないとベッドからは下りられない、でも姉起きない、でもしっこ我慢できない、よしここで!!と寝ている姉のお顔にしっこをかける、姉の悲鳴でご近所さんが警察を呼び、酔って帰宅途中の私が悲鳴の元を探しに来た警官に職質を受けるコンボに発展。後日ラブちゃんが自力で下りられる様階段をつけてました。
    • 私の持ち物だけ破壊する・・・被害は当時馬鹿みたいに持ち物にお金をかけてた時代で、本皮のシステム手帳、タバコケース、化粧ポーチ、靴、眼鏡、キーケース等の万を超える商品達。一度腹が立って「弁償しろ!!」とラブに向かって叫んだ事があります。ええ、弁償されましたよ?私が珍しく散歩に連れて行った時に、他の犬に喧嘩を売り私の後ろに隠れるという神業(笑)そしてラブちゃんを噛みにきた犬はそのまま私を噛みました・・・相手の飼い主さんがお詫びの品と病院代と破れた服代をわざわざ届けてくれました(断ったのですが、自宅にまできてくれました・・・)それから我が家では弁償しろは禁句です。
    • 海に初めて連れて行く・・・すごい喜んでざばばばばと海に飛び込んでそのまま沖に向かってしまう、呼んで叫びながら飛び込みましたが追い付かず、たまたまボートの方が気付いて捕まえてくれたのですが、ほんと頭の中が真っ白になり、ボートにのって笑顔で帰ってくる姿を見て腰が抜けました(笑)
    • 腰痛で何とか家にたどり着くも玄関で力尽きる私、すぐさまラブちゃんが気付いてお帰りしにきてくれた、が動けないは腰が痛いわで「ラブ、姉ちゃん呼んで」と言ったらラブちゃん「わかった!!」と笑顔で居間に走っていった。そのまま痛みで気絶?ぽくなりここから先は姉から聞いた話、ラブちゃんが玄関に走って行きそのまま笑顔で戻ってきたので「どしたの?誰かきたの?」と聞くとらぶちゃん「いや気のせいでした」と言わんばかりにソファに飛び乗り寝る、30分くらいしてから姉がトイレに行く途中玄関で倒れている私を発見。身体も冷えきったらしく腰痛と風邪で一週間寝込んだ・・・いつもは私の側にいないラブちゃんが食事や排泄、散歩以外ずっと側にいて一緒に寝てたのは「罪悪感じゃない?」と姉が言っていた。

    ラブさん

    ラブさんが来た当初にいたプードルが病気ですぐ亡くなってしまい、ラブ自身が単体(他に犬がいない状態)で生活していたのは3、4年位、その間にあった出来事でした。
    次回は2代目ドルさんの思い出・・・

  • ラブの思い出:2

    ラブの思い出:2

    初めてのラブラドールは「ラブ」

    今から20年以上前、まだまだ大型犬はお外が殆どで、食事なんかも種類も少なく下手すりゃ余り物を食べさせていた家庭もあったと記憶。
    そんな中我が家にやってきた「ノラクロ」はラブラドールだから「ラブ」と言う安直な・・・素直な名前を貰い、先住犬のトイプー(これぞ室内犬、え?躾?なにそれおいしいの?状態で育てられた超わがままわんこ)にガウガウされ、マズルにぶら下がっているトイプーを「とってぇ」という目で見つめてくる決して自分の力を誇示しない、良くも悪くもラブの資質を持ってるがちょっとなんかラブラドールっぽくないけど、まあそれは置いといて・・・そんなラブとの生活が始まった。

    今考えると恐ろしい事

    大型犬に詳しくない私達、特に母は自己流で突っ走った。
    散歩はチャリ、ご飯はビタワンに先住犬の余りをトッピング(先住犬は当時珍しく手作り飯)今の自分ならスリッパで叩いているかもしれない(笑)でもラブは母と散歩に行けるのが嬉しくて、母もこんなに笑顔で表情豊かなラブちゃんが喜ぶならとせっせと散歩(チャリ引きだけどな・・・)ご飯のハンストも酷く(今なら解る、そりゃそうだよね、まずいもん)でもなんとなくラブらしい形にはなっていった。
    当時の自宅は古い二階建てで、階段が物凄い急(たぶん35度以上)でストレートという犬にとっては恐ろしい家だったと思う。
    その分探検しがいがあっていたずらし放題な感じ。古い木造住宅なんで噛む場所には困らないし、作りも納戸や物置、あげくねずみも多分いただろうから遊び場にも困らない・・・って人間にとっては「それはだめぇ!!」や「そこに入るなぁ!!」だったんですけどね。
    賢いラブちゃんが困ったのは階段は上れるけど急な階段は下りれない・・・そうだおんぶして貰えばいいんだ!!でおんぶは即効覚えた?と言うか、ラブちゃん階段の上で待つ→人上がってくる→人が上から二段目くらいに腰掛ける→ラブちゃんが肩に手を乗せてくるのでそのままおぶって降りる。これが可愛くて・・・(遠い目)

    あれれ?意外と長くなりそうなので又次に書きます。

  • ラブの思い出

    ラブの思い出

    初めてラブラドールを迎えた時の話

    ラブラドールという犬種が家族になったのは21歳の時。
    ちょうど世間ではスマップの木村拓也ブームで、彼が黒ラブを飼いサーフィンだかなんだかに一緒に行ってるみたいな話をメディアで話していたのを小耳に挟んだ時代。
    「あぁハスキーみたいにならなきゃいいけど」が正直な感想(動物のお医者さんで爆発的人気になったシベリアンハスキー、捨てられたりなど問題が多かった)

    母親と大型のショッピングセンターで買い物をしている時に母が「あれ・・・」と指を指したのは、ペットショップの小さなゲージにみっちみちに入った黒い犬。
    私達に気付いて振り向いた姿はノラクロにそっくり。値札にはラブラドール10万円と書いてあった。情けない顔で母と見つめ合う犬。母はずっと離れず、店員が「抱いてみますか?」や色々説明をしてくるがスルー、ずっとノラクロ子犬と見つめ合っていた。

    自宅に戻っても無言の母は、姉が帰宅するなり「あのショッピングセンターに麻美(私)と買い物に行って来い」と一言。意味も解らず車に乗せられショッピングセンターに連れてこられた姉。
    そして私に無言でノラクロの前に立たされ「え?まさかこれ買ってこいって事?」姉も一瞬で理解。「まじで?」「あの人世話できるの?」「てかもしかして支払い私?」と喋る姉を放って店員を呼びノラクロを出して貰い姉に抱かせた。姉がノラクロを抱いてノラクロに色々語りかけている間に店員に値段交渉。因みにその子犬すでに5ヶ月、店員さんも「5万でどうですか?」と交渉前から半額提示。
    姉はこちらの話を全く聞かずに「お前さんの名前どうしますかね~?」等とノラクロに話しかけていた。そんな姉に「5万ですがどうします?」と聞いたら、カード取り出し「ボーナス1回で」姉はずっとノラクロを離さず、唯一私に渡したのは伝票なんかに記入する時だけでした。

    自宅に着くと母は涙を流さんばかりにノラクロと再会の抱擁&キス、姉はいそいそと寝床やご飯の準備。先住犬のトイプーを抱きながら「うちら蚊帳の外だね」
    その時ゲージをどうしたとか全く記憶に無いのですが、来てすぐの悪戯は私に対してと言うのは覚えています(笑)

  • 犬育てで泣いた事色々

    犬育てで泣いた事色々

    長女マリィの場合

    マリィで泣いた事、先住犬のダルメシアンのハンスト・・・
    あ、マリィで泣いた事じゃないですね・・・脱線しますがこれもかなりのダメージでした。

    マリィと先住犬ダルメシアン

    マリィを見つけたショップに先住犬のダルメシアン(高齢、当時13歳)を連れ、顔合わせも無事済ませマリィを自宅に・・・先住犬のカレンはかなりのお嬢様でお姫様で女王様。
    気に入らない時の機嫌の悪さ、ご機嫌が戻るまでの時間と周囲の人間の苦労は半端ないもんでした。3日食べず、胃液を吐き、私を拒否。
    ああもうマリィをショップに返すか引き取り手探そう・・・そこまでカレンも私も追い込まれましたが、なんとかマリィを受け入れたカレンさん、4日目にようやく手から少量のフードを食べ、ゆっくりとカレンのペースでマリィとの距離を縮めて行きました。
    マリィ:ラブラドールレトリバー

    膀胱炎の発覚

    と、安心したのもつかの間・・・マリィの様子がおかしい事に気付く・・・一難去って又一難・・・
    マリィはおしっこ場所を一発で覚えたのですが、なぜか私の膝の上で粗相を・・・間に合わないというよりマリィ自身も「?」な表情。そして翌日血尿が!!しかもおしっこが赤いレベルじゃなく血そのもので動転しながらショップに電話(マリィが家に来て一週間経っていなかったので病院にかかる場合、補償の関係上ショップに連絡後病院に掛らなければいけなかった)診断結果は陰部と膀胱の形成不全による膀胱炎、両方とも手術が必要で、月齢的に手術が出来るまでは投薬にて対処療法で行くことになりました。はっっっ泣いた事じゃなくてマリィの病歴になってる・・・

    尿失禁と誤飲

    そんなこんなでマリィの手術が終わった後に再び悲劇・・・マリィさん尿失禁が始まった。
    メスの避妊手術後に尿失禁というか、お漏らしをする子が一定数いるんですって。歩いている最中に急に漏らしてしまう子もいれば、マリィさんの場合は寝てる間におしりびちょびちょ・・・
    イソフラボンが良いとか、クランベリーが良いとか色々試してみましたが、最終的には”マメにおしっこをさせる”で99%解決しました。あ、これも病歴になる(汗)
    エゾシカの骨の大腿骨董部を飲み込み食道に詰まる・・・ってこれも病歴(汗)
    こうやって書いてみると困って「泣く」じゃなくて病気が心配での「泣く」ですね。

    躾で泣く事がマリィは殆ど無かったので次回はスノゥさんで泣いた事を書き出してみます。

  • スノゥの憂鬱2

    スノゥの憂鬱2

    前回からの続きです

    <前回:スノゥの憂鬱>

    細胞の病理検査待ち

    前足を組む

    ガイ君の去勢の前日、スノゥの抜糸に病院へ、通常一週間程で出る検査結果がまだ届かないと言われ、傷も綺麗だし異常もないさと勝手に思い込んで「急がないから大丈夫です」と言っていた私。ガイ君も術前の検査の異常もなく、抜糸して明日から普通に走れるね♪とお風呂も入ろうね♪とスノゥとご機嫌で帰宅。

    ガイ君の去勢手術も無事終わり、一週間後に抜糸。その頃にはスノゥの検査結果も出てるだろう、なんてやっぱり軽く考えていた私。

    週明け、主人の携帯に病院から電話がきた。

    ただのできものが肥満細胞腫だった

    スノゥの検査結果が悪性だった事。広範囲に切除していない為(これについては後程説明)ステージは不明。腫瘍グレードは一番低いⅠ。結果がでてすぐに大学病院の腫瘍専門の教授と相談してくれたらしく、教授曰くグレードも低く術後の経過観察をしながらの対処療法でも大丈夫じゃないかと言われた事などを教えてくれて、主人も後日病院に行った際にでも診断結果と経過観察の方向で話をしましょうと電話を終えました。

    因みにステージは臨床ステージの事なんですが、普通は細胞診を行ってからの切除が基本ですが、私達は獣医師と話した際「おできみたいなもんだから切っちゃおう」のノリでした。なので細胞診せずに腫瘍を切除・・・で細胞診で何が分かるかと言うと、肥満細胞種の範囲及び浸潤ですね・・・それを行って切除する範囲の特定などを行う指針になります。なので組織学的に同定されず、ステージも不明となります。

    私はこの肥満細胞種を調べていて今回の手術のリスクの高さとスノゥの運のよさ(腫瘍が見つかって運がいいも悪いもないですが・・・)を知りました。

    次回は肥満細胞腫についてもう少し詳しく書きたいと思います。

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  • スノゥの憂鬱

    スノゥの憂鬱

    うちのスノゥが肥満細胞腫と診断されるまでの経緯

    12月の初旬にスノゥ(2才:雄)が肥満細胞腫と診断されました。その後色々と調べたので同じような症状を持っている子の為にも我が家のケースを遺しておこうと思います。

    右脇にしこりを発見

    スノゥの右脇に副乳のような出来物?しこり?を発見したのは8月頃。

    大きくもならず、小さくもならず、何かのついでに獣医さんに診察して貰うかぁと軽く考えておりました。で9月過ぎにガイの付き添いで一緒にスノゥも診察。獣医さんも「これなら様子見でも良いかも、ただ気になるなら細胞診か何かのついでで(麻酔をかける時に)取る感じで良いと思うよ」と。

    長いお付き合いで、お互い信頼できるから出来る会話です。自分自身も今まで飼っていた犬達にこのようなしこりが出来たこともなく、悪いものなら大きくなる、そんな感じでじゃちょっと考えるわ~みたいな感じでその時は帰宅。

    摩擦による出血があった為切除を決断

    11月に入り、副乳かも?と思う節もあった為(形状が乳首にそっくりだった)おからや豆乳等イソフラボン等を含む食品を一切与えず経過を見ていたところ、縮んだ。でこのままにしておこうかな、と考えていた矢先、ドッグスーツで脇がすれてしまいしこりから出血、歯石を取ってもらう話をしていたので、診察を受けに行き事情を説明、その麻酔の際に切除を希望しました。

    すぐに術日を決め、何にも考えずにその日を迎えました。

    術後、スノゥの奥歯があまり状態が良くないと聞かされ、教科書どおりなら大きな病院での奥歯の抜歯術を勧めるけど、様子を見ても良いんじゃないか、あとは私達飼い主がどうするか決める事と言われ、落ち込む・・・帰り際、獣医師から細胞は検査出す?と聞かれ、保険も利くのでそれは出して欲しいと即答して帰宅。

    主人には落ち込んでもしょうがない、歯は抜かないで様子を見る、それで良いじゃないと励まされ、当の本犬は飯が当たらず不機嫌。麻酔から無事覚めただけでも感謝せねばで、次はガイの去勢もありバタバタと日々が過ぎました。

    この時までは切除した細胞はただのできもので悪いものだなんて微塵も思っていませんでした。

     

    ちょっとバタバタしているので続きは次回。すみません。

     

  • 自宅で犬をシャンプーする方法

    シャンプーは品質が良くて安いものを!

    うちではマリィがアレルギー持ちの為(以前のpost:洗濯の日)、ノルバッサンオチックの薬用シャンプーを使用しています。

    マリィとスノゥの二頭週一洗いを開始してから、ガロンで買いました。と言うのも、各病院や加入している保険での対応に寄るのでしょうが、200mlで2千円(私達が入っている動物保険ではシャンプーや外耳洗浄剤は対応外でした)大体2月で三本は使用、痛い出費です。

    ガロンで買ってポンプ式に、使用量も毎回計らなくていいので楽チン♪
    ↓ガロンの方が3倍くらいお得

    後、犬友達やトレーナーの方から「2頭も大変でしょう?」「シャンプー代結構かかる」「きちんと洗えないよね」と言われたり聞かれたりするんですが、洗いのコツとある程度の道具が揃えばかなり楽になります。

    まず効果の是非はなんとも言えないですが、シャワーヘッドをマイクロバブルに変えました。節水と地肌の汚れ落ち、シャンプーの泡切れが早い気がします。

    シャンプー時に気をつけているポイント

    • 100均で売っているミルクフォーマーを使用して、50℃位のお湯にシャンプーを溶かしてミルクフォーマーで泡立てもったりする位まで泡を作ります。

    シャンプーの泡立て

    • 洗う前に必ずブラッシング、泡シャンプーをつける前にぬるめのお湯で地肌を流す(毛を濡らすだけではなく入念に地肌をマッサージしながら流す)
    • フケが出やすい箇所から泡を地肌に擦り込む感じでシャンプー開始。高い位置から低い位置の順番で、流す時も同じ順番、耳の付け根や尾の付け根(腰)はシャンプーが落ちにくいので入念に。
    • タオルドライに使用するタオルも吸水性の良いモノを使用すれば、ドライヤーがかなり楽になります。

    指先が痛くて地肌を洗えない方は、100均にあるシャンプー用頭皮ブラシ(シリコン製の柔らかいもの)もお勧めです。

    以上が私の犬シャンプー方法です。
    ただ、短毛種しか扱ったことがないので毛の長い子のシャンプーはこの限りではないと思います。

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