カテゴリー: 犬の病気

  • スノゥの憂鬱、いつまで続く

    スノゥの憂鬱、いつまで続く

    ここ最近更新が止まっておりますが・・・実は我が家のスノゥに再び憂鬱事件が・・・

    原因不明の嘔吐と下痢

    とある午後ドッグランにてスノゥが大をしました、それを拾ったのはわたくし「あれ?妙に黒くない?」主人に確認してもらうと「黒いけど大丈夫っしょ」とそれからスノゥは軟便から下痢になり、ランで何回もお尻を拭かれる。ってここまではよくある光景だったのです。
    あ、便が黒いのは初めてでした。普通の便から回数を重ね軟便になることがスノゥは何回もあったので気にしてませんでした。

    で帰宅。スノゥは元気だったので普通におやつを食べ、寝て晩御飯。晩御飯もいつも通りに平らげ「お腹の調子崩したのかなあ?」とそんな感じで夜8時ごろ、突然吐き出しました。
    間隔があいての嘔吐だったのですが全部で5回ほど吐きすっきりしたのかご飯を要求・・・さすがに12時間絶食コース行ってもらいましょう。
    吐しゃ物は未消化、その中には豚耳(硬い、しかも大きいまま)も入っていたので、たぶん引っかかって胃か腸に傷がついての出血→黒い便(血便)そして吐き出しだろう。
    私たちはスノゥがお腹空いたよう・・・の元気そうな顔を見ながらそう結論を出し、病院には明日も吐いたら連れて行く事に決めその日は就寝。

    不調のスノゥ
    不調のスノゥ

    翌日の復食は混ぜ物無のふやかしご飯。便も柔らかいながら水下痢ではない為そのまま様子を見る事にしました。
    さらに翌日、食事を戻した昼の便が軟便からの下痢になり、嘔吐はなかったものの、念のために食事を再び混ぜ物無に戻し、半ふやかしのフードと水分を与えおやつは禁止。
    その状態で発熱もなく元気だったため再び様子を見る事にしました。

    ところがその夜から嘔吐・下痢を再発。

    元気はあったものの、これだけ続くのはおかしいと主人と相談して翌日の朝一番で病院に連れて行く事にしました。
    翌朝絶食のまま朝一で病院へ経緯を説明。便や吐しゃ物には血やウイルス等の所見無し。異物を飲み込んでの症状も無し。熱は極端には高くなく血色も良く他に原因は認められないので、対処療法で治療を進めて行く事になりました。
    食事用法のフード、下痢止めと吐き気止めの薬を3日分処方され自宅に・・・元気に車を降り、薬を飲むためにニュートリカルと言う高カロリーチューブ食と一緒に薬を与え、ご飯の用意を始めた時です。

    処方食はロイヤルカナンのアミノペプチドフォーミュラ(食物繊維を多く含んでいる為便を硬くする効果を期待)
    一粒スノゥの口元に持って行くと

    「いらない」

    初めての経験でした。

    食いしん坊のスノゥが「いらない」おやつをみせても目を合わせずゲージから出てきません。
    いつものフードを渡すと「しゃあないから食うわ」と辛そうに食べる。主人におかしいと訴えスノゥを呼ぶと今度は左手をつけない。
    そして立ち上がりの腰も安定せず・・・すぐに病院に電話し再来院、血液検査をするも結果に異常所見は見当たらず、まっすぐに立てないなどの状態はおかしいが脳には異常はなさそう。反応は鈍いがこの病院で出来る事と検査の説明を受けながらどう処置を進めていくかの確認。

    スノゥはその間立ったまま私に全体重をかける。明日もこのままだったらレントゲン、エコー、大学病院への紹介、頭の中に最悪の事態もよぎる。
    スノゥはずっと伏し目がちで伏せすることも座る事も拒否。今出来る事は水分と栄養の為の補液注射のみと言われ打って貰う事に・・・
    会計と翌日の状態が悪い場合の連絡の取り方等を聞き車に乗り込む・・・

    復活!

    後部座席のスノゥ・・・めっちゃ元気?
    目がなんでからんらんとしてる。病院出た瞬間、爽快に座席に飛び乗ったらしい。
    自宅に戻ってからが凄かった。まだ若干の腰のふらつき左前足のびっこはあるが「ごはん寄こせ!!」「フォーミュラ?食う、わかんないけど食う!!」
    さっきあんたいらんって言ったフード・・・でも食べてた。
    薬のおかげか嘔吐もなく便も硬くなり、食事はしばらく手作り。勉強しておいて良かったわ~ってフォーミュラ混ぜての食事なので完全手作りではないです。

    長くなったので残りはまた今度~
    次回は回復食メニューと今回の原因と思われるものです。
    ラブラドール:スノゥの憂鬱

    写真はハロウィンのグッズ売り場にあった奇抜なカチューシャ
    元気になったスノゥに着けてもらいました^^

  • 犬の歯磨き

    犬の歯磨き

    犬の歯磨きなんて数年前まではほぼしていませんでしたがここ最近では常識となりつつあります。

    犬の歯は虫歯にはなりにくいけど歯周病にはなりやすい

    虫歯になりにくい理由

    犬はそもそも虫歯になりにくいと言われています。
    人の唾液は弱酸性なのに対して犬の唾液はアルカリ性なので、そもそも虫歯菌が活動を活性化しにくいのです。また、虫歯になるメカニズムは口内の炭水化物(糖質)を発酵して出来た酸が歯のエナメル質を破壊していくのですが、発酵するのに必要なアミラーゼという酵素が犬の唾液には含まれていません。

    歯周病になりやすい理由

    ただ、唾液がアルカリ性ということは歯石が付きやすいというデメリットがあります。
    犬の歯垢が歯石に変わるスピードは3日から5日程と非常に早いのです。歯石が付くと歯肉炎から歯周病に発展し最悪は歯槽膿漏によって抜歯しなければならなくなります。
    歯石が出来てしまうと取るのは難しく、人の歯科治療のようにじっとしていられない犬は全身麻酔をしなければなりません。
    3日から5日で歯石になってしまうのでなるべくなら最低でも3日間隔で歯磨きをすべきですね。

    歯磨きの方法

    理想は人と同じく歯ブラシを使用して歯を磨く事です。
    犬の歯磨き
    犬の歯磨き
    乳歯が生え変わった直後から少しずつ歯ブラシに慣らして行く必要があります。前段階として服従訓練が効果的です。どこを触っても嫌がらないようにマズルコントロールを日々の習慣にしましょう。
    すでに成犬になっている場合は、いきなり歯ブラシを当てると嫌がる可能性が高いです。
    我が家でもマリィ・スノゥは歯ブラシを嫌がるので少しずつ慣らしている段階です。全くケアをしないわけにはいかないので変わりに歯磨きシート等が効果的だと思います。
    こちらのLIONの歯磨きシートがおすすめです。

    我が家では毎日のケアに軍手を使用しています。軍手を濡らして犬の口に直接突っ込むだけ(笑)指で磨くのでシートを使用したときのようにずれる事もなく細かいところまでガシガシと磨けます。細かい歯周ポケットまでは磨けないので軍手も歯磨きシートも歯ブラシには劣りますが、歯ブラシに移行するまでの繋ぎとしては十分でしょう。

    人と同じで長く元気にごはんをおいしく食べてもらいたい。だから早め早めのケアを心がけていきましょう。

    笑顔のラブラドール
    白い歯

  • 動物保険について雑記

    ペット保険てどうなの?

    パピー期の保険加入

    今うちの子はスノゥだけ保険に加入しています。
    ちなみにアニコム。ペットショップで生体を購入(←いやな言い方ですが・・・)する時に必ず保険をつけるか聞かれると思いますが、その時アニコムさんが一番多いかと思われます。
    スノゥはショップの売れ残りさんで値切る代わりに保険加入が条件でした。と言うのも、生体には大体1週間から1カ月の保証期間があるのですが、ショップとしては購入時に保険に加入して貰えればお店での生体保証分にかかる医療費の軽減にもなります。
    無加入で購入→自宅に帰ってから保険に加入だと待機期間が1カ月、万が一購入店での医療保障がなければその期間にかかる費用は全額かかることになります。
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    いろいろな保険があります

    最近ではかなりの数の動物医療保険が出ていますが、手術のみに特化したタイプ、通常の診察から手術までをカバーするタイプと色々あります。加入する場合は必ず約款を確認、解らない事があれば即電話やメールで質問(この時あいまいな答えや質問に答えられない場合はその会社は止めた方がいいかもしれません)多頭飼いでの割引の有無や団体扱いで割引になる場合なんかもあるので事前の下調べは面倒臭がってはいけないかも・・・て口コミサイトもあるのでその辺りも参考に覗いてみるのもいいと思います(ただあくまでも口コミなので疑問は直接保険会社に聞いた方が確実です)

    保険以外での対応

    保険に加入しない代わりに100円貯金や積立をされてる方もいます。うちはマリィが100円貯金です(笑)意外と貯まりますがフィラリアやワクチンで毎年飛んでいきます・・・積立もきちんとしないと万が一の時かなり心配です。保険に加入していれば絶対安心と言うこともないのですが、やはり手術などの高額医療になった時にお財布に少しやさしいかなとは考えます。

    また、子犬期に加入するが良いのか?7歳以上のシニア期に加入するのが良いのか?はそれぞれ病気になるリスクとそれに伴った保険料が違いますので一概になんとも言えないところがあります。
    とりあえずうちは2歳までの子犬期に加入し、その後は100円貯金でシニア期の病院代を貯める方針です。ただ、スノゥくんは肥満細胞種を持っているのであと1年は保険加入のまま様子をみて再発した時の備えにしようと考えています。
    前足を組む

  • 犬に骨を与える際の注意点

    犬に骨を与える際の注意点

    わんこに骨あげてますか?

    うちは以前は長時間噛めるし歯石も取れるだろうから良いと思い、ずっと与えていました。
    しかし、スノゥの肥満細胞腫の手術と一緒に歯のクリーニングもお願いしたところ、獣医師さんに「奥歯にひびが入って歯髄が出ている」と指摘されました。
    骨を齧る

    骨は良いの?悪いの?

    獣医師さん曰く、「犬に骨を与えて良いのは肉や脂が周りに付いた骨で、それを食べてしまったらもう与えないほうが良い。余りにも硬い物は歯を痛めるだけ。」との事。
    でもペットのおやつコーナーに沢山ありますよね。何の疑問も持たずに犬にあげたら凄い嬉しそうに目をキラキラさせながらガジガジするし・・・。
    色々と調べた結果、獣医師さんのブログにはほぼ硬すぎるおやつやおもちゃは良くないよってな事が書いてあって、最悪歯を抜かなきゃならなくなる可能性があるのであれば今後一切与えないと決めました。

    ちなみに、長女マリィさんも奥歯が欠けており、同じ状況になっていて酷く落ち込む・・・。
    そうとは知らずに今まで他の方にも鹿骨を上げてました。鹿骨をあげた方々ごめんなさい。同じようにひび割れなどのトラブルが無ければ良いのですが・・・。

    今後は適度に柔らかい木のおもちゃなどを与えていくようにしようと思います。
    chew for more treesレビュー ←こちらは程よく柔らかいので良いですよ。

  • スノゥの憂鬱4

    肥満細胞腫をどうするか

    スノゥの脂肪細胞種は、色々調べてお互いにどうしたいかを話し合い、このまま経過観察することを選びました。スノゥの細胞種の予後としてこのような事をしたら良いんじゃないか、といわれた事、調べた事をちょっとあげておこうかと思います。

    1. 脂肪細胞種の遺伝子検査を実施し、型を特定、その型にあったステロイド剤の投与、もしくは抗がん剤の投与
    2. 切除場所に放射線治療
    3. 新薬の投与(細胞種に今効き目のある錠剤が出ているがまだ治験段階の為、効果の是非、投薬期間等クリアになってない問題がある)
    4. 切除場所を改めて切開、3cmから5cmの範囲に広げて深さも筋膜まで切除

    細胞種のグレードやステージによっても選択は違うかと思いますが、運の良いことにスノゥの細胞種グレードは低く、切除の時点では肥大化も見られず、転移も目視では確認されていない事、獣医師からも経過観察を進められた事。私自身は4の再手術が望ましいのでは?と考えましたが、やはりスノゥにかかる負担を考えると経過観察が良いのかなと・・・経過観察ばっかりですね(笑)

    どれを選んでも後悔や不安は残ります、とにかく今出来る事は再発のチェック(身体を満遍なく触り、しこりや異常、触るのを嫌がる場所がないか等)と私達が出来る事をやっていこうかなと思っています。

    歯の問題

    ここで脂肪細胞種のせいで霞んでしまった問題がひとつ・・・それは歯石をとった際に言われた奥歯がぼろぼろな件・・・

    幼少期から喰っとけかじっとけで鹿角と鹿骨が常にどこかかしかに置いてあり、自由にかじれる様にしていたのが悪かったのか、奥歯がひび割れて歯髄が出ている状態と獣医師に言われました。
    一応これも酷くなる前に抜くのが良いそうなんですが(教科書どおりの受け答えなら大学病院か歯科がある病院に紹介状を書くからそちらで抜いて貰って欲しい、けど状態が酷く悪い訳じゃないから私達が希望しない限りそこまでしなくいてもいいんじゃないかと私(獣医師)は思う。と言われました)私達はそのまま様子を見る事にしました。

    ガイと鹿骨
    ガイ鹿骨

    一応、主人が今までより歯磨きを小まめにやってくれるという事なので、こちらも経過観察です・・・。
    当初お店でも乾燥させた鹿骨を扱おうかと思っていたのですが、色々調べていく内にあまり硬すぎるものを与えておくのも問題があるという事で取り止めたんですよね。

    硬いものをガジガジさせる事はストレスの解消にも良いですが、歯が折れる事もあるようですのでお気をつけ下さい。

  • スノゥの憂鬱3

    <前々回:スノゥの憂鬱><前回:スノウの憂鬱2>

    肥満細胞腫という病気について

    肥満細胞種、聞きなれないわ肥満だわ、なんとなく想像するに「太るの?」って感じの名前なんですが・・・

    「肥満細胞腫」での検索結果

    「肥満細胞とは皮膚の血管周囲や内臓など身体の各所に存在する細胞、さまざまな刺激によって生理活性物質を放出炎症反応を引き起こす」で、この肥満細胞が腫瘍化すると「肥満細胞種」となるらしい。

    そして「肥満細胞種」の別名は「大いなる詐欺師」これは本当に調べて色々な画像を見ましたが、同じ外見が少ない=皮膚炎等と見分けが付きづらい(上の検索結果で画像を見ていただければ通常出来る湿疹とよく似ているのがわかるかと思います。実際の写真撮っていませんでした)

    その症状の面倒臭さ

    私が「ラッキーだった」と書いたのは、この脂肪細胞種を切除する際、一番怖いのが「ダリエール症状」これは肥満細胞種が傷つく事により、腫瘍細胞から顆粒が放出、紅班・出血・浮腫等の炎症反応が引き起こされる事を指します。その結果重篤な肺水腫やアナフランキーショックによる突然死にいたる場合もあります。まだ切除から2週間ですが、これが起きなかったのが「ラッキーだった」かなと思っています。

    以前マリィがあご下に出来物が出来た時、違う動物病院での診察は「この出来物を取るのは簡単だけど、うちでは必ず細胞診をやります。そして細胞診を行うなら針を刺す事によって異常が起きる事があります、なので万が一を考えて手術がすぐ出来る午前中、または術予約が入っていない日に改めて」と説明を受け、ケミカルメディエーターと呼ばれるこのような症状を引き起こす腫瘍もある為そこの病院では細胞診を行う際は必ずそのように対応すると・・・でこの時は肥満細胞の名前は聞いてなく、マリィの出来物も抗生剤の内服で治った為、すっかり忘れてました。

     切除術後の経過

    11月末に肥満細胞腫と知らずに切除し、その後肥満細胞腫と発覚したわけですが、抜糸後久しぶりに見るとまたできもののようなものが…

    脇のおでき?術前に比べると腫れが少なく、抜糸後の炎症?などとも考えましたが、前述の通り「大いなる詐欺師」の異名を持つ病気なので楽観せずに懇意の動物病院へ。

    すでに年末12月26日だった為、年明けに再手術の予定を組んで帰宅しました。手術のための血液検査があるので年明け1月5日に再検査

    …しようとしたのですが、赤みが引いて全く目立たなくなっていました。

    おでき赤みが引く

     

    獣医師さんも判断が付かない様子で、16日に手術日程は仮押さえしたままもう1週間様子を見る事にしました。

    綺麗さっぱり消えててくれないかなーと思いつつ本犬はすこぶる元気なのでいつもと変わらぬ日常を過ごしています。

    同じような症状が出ている愛犬をお持ちの飼い主さんへの参考になるかなと思いますので、経過をまたアップしていきたいと思います。

     

    どうかがん細胞でありませんように。。。

  • スノゥの憂鬱2

    スノゥの憂鬱2

    前回からの続きです

    <前回:スノゥの憂鬱>

    細胞の病理検査待ち

    前足を組む

    ガイ君の去勢の前日、スノゥの抜糸に病院へ、通常一週間程で出る検査結果がまだ届かないと言われ、傷も綺麗だし異常もないさと勝手に思い込んで「急がないから大丈夫です」と言っていた私。ガイ君も術前の検査の異常もなく、抜糸して明日から普通に走れるね♪とお風呂も入ろうね♪とスノゥとご機嫌で帰宅。

    ガイ君の去勢手術も無事終わり、一週間後に抜糸。その頃にはスノゥの検査結果も出てるだろう、なんてやっぱり軽く考えていた私。

    週明け、主人の携帯に病院から電話がきた。

    ただのできものが肥満細胞腫だった

    スノゥの検査結果が悪性だった事。広範囲に切除していない為(これについては後程説明)ステージは不明。腫瘍グレードは一番低いⅠ。結果がでてすぐに大学病院の腫瘍専門の教授と相談してくれたらしく、教授曰くグレードも低く術後の経過観察をしながらの対処療法でも大丈夫じゃないかと言われた事などを教えてくれて、主人も後日病院に行った際にでも診断結果と経過観察の方向で話をしましょうと電話を終えました。

    因みにステージは臨床ステージの事なんですが、普通は細胞診を行ってからの切除が基本ですが、私達は獣医師と話した際「おできみたいなもんだから切っちゃおう」のノリでした。なので細胞診せずに腫瘍を切除・・・で細胞診で何が分かるかと言うと、肥満細胞種の範囲及び浸潤ですね・・・それを行って切除する範囲の特定などを行う指針になります。なので組織学的に同定されず、ステージも不明となります。

    私はこの肥満細胞種を調べていて今回の手術のリスクの高さとスノゥの運のよさ(腫瘍が見つかって運がいいも悪いもないですが・・・)を知りました。

    次回は肥満細胞腫についてもう少し詳しく書きたいと思います。

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  • スノゥの憂鬱

    スノゥの憂鬱

    うちのスノゥが肥満細胞腫と診断されるまでの経緯

    12月の初旬にスノゥ(2才:雄)が肥満細胞腫と診断されました。その後色々と調べたので同じような症状を持っている子の為にも我が家のケースを遺しておこうと思います。

    右脇にしこりを発見

    スノゥの右脇に副乳のような出来物?しこり?を発見したのは8月頃。

    大きくもならず、小さくもならず、何かのついでに獣医さんに診察して貰うかぁと軽く考えておりました。で9月過ぎにガイの付き添いで一緒にスノゥも診察。獣医さんも「これなら様子見でも良いかも、ただ気になるなら細胞診か何かのついでで(麻酔をかける時に)取る感じで良いと思うよ」と。

    長いお付き合いで、お互い信頼できるから出来る会話です。自分自身も今まで飼っていた犬達にこのようなしこりが出来たこともなく、悪いものなら大きくなる、そんな感じでじゃちょっと考えるわ~みたいな感じでその時は帰宅。

    摩擦による出血があった為切除を決断

    11月に入り、副乳かも?と思う節もあった為(形状が乳首にそっくりだった)おからや豆乳等イソフラボン等を含む食品を一切与えず経過を見ていたところ、縮んだ。でこのままにしておこうかな、と考えていた矢先、ドッグスーツで脇がすれてしまいしこりから出血、歯石を取ってもらう話をしていたので、診察を受けに行き事情を説明、その麻酔の際に切除を希望しました。

    すぐに術日を決め、何にも考えずにその日を迎えました。

    術後、スノゥの奥歯があまり状態が良くないと聞かされ、教科書どおりなら大きな病院での奥歯の抜歯術を勧めるけど、様子を見ても良いんじゃないか、あとは私達飼い主がどうするか決める事と言われ、落ち込む・・・帰り際、獣医師から細胞は検査出す?と聞かれ、保険も利くのでそれは出して欲しいと即答して帰宅。

    主人には落ち込んでもしょうがない、歯は抜かないで様子を見る、それで良いじゃないと励まされ、当の本犬は飯が当たらず不機嫌。麻酔から無事覚めただけでも感謝せねばで、次はガイの去勢もありバタバタと日々が過ぎました。

    この時までは切除した細胞はただのできもので悪いものだなんて微塵も思っていませんでした。

     

    ちょっとバタバタしているので続きは次回。すみません。