カテゴリー: 犬の病気

  • GUY北大病院へ行く

    GUY北大病院へ行く

    協会からレントゲンを受け取り、北大を紹介して貰って予約をとり、実際に診察を受けるまで約一か月かかりました。

    長引いたのは担当医指定でなおかつ私たちの時間に合わせた為・・・
    約15年~20年前、エライ通った北大獣医学部の動物病院。
    掛かりつけの先生からは「驚くよ」と言われていましたが、予約の電話の時点でまず驚いた。月から木までしか予約受け付けてない!!!
    旦那曰く「なにその超絶ホワイト企業」まあ大学だしな、で予約日に行ったら建物超綺麗。
    受付も超綺麗、待合室解放感半端ない、診察室簡素で開放的。動物医療センター・・・なんかいろいろ近代的になってて驚いた。

    診察、問診が終わってGuyをレントゲン撮影やその他検査で1,2時間預け、私たちは学内散策へ・・・人間の医療センターもかなり変わったけど動物医療センターも凄い変わった感じ、って当たり前だよね。
    15年って赤子が高校入学だもんね。1時間立たないうちにセンターから呼び出しの電話があり急いで戻る。
    時間より早かったのは麻酔を掛けずに済んだからでした。血液検査と股関節の写真を取る前後に股関節の緩みのチェックをしたところ、Guyは麻酔をかけて股関節の緩みと可動域を見なくてもいいとの判断があったそうです。

    結果から言うとGuyは形成不全と診断はあったとしてもそこまで重篤に考える必要はなく、関節炎になる可能性も今回のレントゲンを見る限り、限りなく低いとの事。
    股関節の緩みに関しても正常な値で問題は今のところ見えない。との事でちょっと一安心でした。

    ガイくん
    とりあえず良かったねガイくん

    レントゲンを見ながらかなり細かく説明をして貰い、結構突っ込んだ事も(血統とかJAHDの判定基準と今回の差とかスノゥが幼少期に勧められた骨頭術に関する所見など)色々聞けて納得。
    最終的には「重篤な患者さんがたくさんいるのにこんなんで受診してすいませんでした」と・・・ちなみに痩せないので甲状腺機能低下も見て貰ったんですがこちらも異常なし。
    痩せないのはやっぱりハイブリットで低燃費なんじゃないか?と言う事で落ち着く。

    今回盲導犬協会が股関節・ひじ関節・膝関節のレントゲン判定を依頼しているJAHDは各関節ごとにポイント制を導入し、股関節は9項目を5ポイントずつ得点付をし左右の総計、ポイント獲得が低いと正常。
    90点に近いほど異常所見とし、多分個人や協会には各ポイントが記載されていたのではないかと思うのですが、私たちが協会から頂いたのはレントゲン写真とJAHDの判定は総合ポイントのみ記載された用紙でした。
    先生は「JAHDの詳しい判定内訳はわからないけれど、大事なのは現時点の状態であり、一年前のレントゲンと比べても進行している様子は見られないのと、私たちとGuyの生活で今のところ注意改善面は見られないのであえて何かするのであればまあ体重を増やさないくらいだね。」
    との事でまた何か気になる点があれば来てくださいねと言われて終了。

    判定がシビアと聞いてからかなり取り乱した感のわたわた状態でしたが、色々な方たちの助言やお話を聞けた貴重な時間でもありました。
    心配して頂いた皆様にも早く結果をお知らせしなければと思いつつも時間が経ってしまったことを深くお詫びします。

    4黒近影
    4黒近影 ライトがマリィをもうすぐ追い越しそうです

  • 自宅で出来る犬の耳の洗浄方法

    自宅で出来る犬の耳の洗浄方法

    サボってた分連日の投稿!

    たれ耳さんの受難の季節です、我が家では外耳炎を繰り返しこのままではエレファントイヤーになっちゃうからと注意を受け続けるマリィさん。

    たれ耳さんのお手入れ

    そんなマリィさんの耳の手入れ方法を・・・

    我が家の耳掃除キット:右列電解水 左奥ノルバサンオチック 左手前イヤープロテクター
    我が家の耳掃除キット

    まず第一に異常があった際は必ず一度は病院へ。
    症状に合わせた薬や対処療法は一度診察を受けておけば再発時に病院に行く前に自宅でのケアで酷くならずに済む場合もあります。

    ちなみにマリィさんの外耳炎の原因はアレルギー。話がずれるので割愛しますがマリィは草のアレルギーもひどく一部牧草や雑草に触れるとお腹や脇、耳に反応が・・・
    で、一時海水治療(完全に民間療法ですので真似しないでください・笑)もやってみたんですが、ここは札幌。綺麗な海まで二時間・・・毎週なんて通ってられず断念。

    毎週のお風呂時にノルバッサンオチックを使用して、散歩後はお腹から下部分は水で洗って外耳は電解水を脱脂綿につけて拭いてます。

    ノルバサンオチック:洗浄液
    ノルバサンオチック:洗浄液

    電解水(AP水)ってなんぞやなんですがググってください。最近は食中毒対策で使われています。
    我が家では中野道動物病院さんから購入しています。決して宣伝ではございません。なぜなら電解水をネットで買うと高いんです。
    この電解水、結構使用用途が広く清潔な瓶に脱脂綿やコットンをいれ電解水で満たすとふき取りに便利な消毒コットンが出来ます。
    涙やけを拭いたり傷を拭いたりケツ汁(肛門腺です)搾った後の消毒。スプレーボトルに入れてゲージの消毒や匂い消し、粗相しちゃった後のふき取り&匂い消しなどなど。
    ただ間違って飲んでいまうとお腹の善い菌を殺してしまうので誤飲には十分注意して下さい。

    ああ、又長くなっちゃった・・・耳掃除ではなく耳に溶剤を垂らして耳垢を溶かしだすタイプの「ZYMOXイヤープロテクター」も使いやすいです。

    ZYMOX イヤープロテクター
    ZYMOX イヤープロテクター

    こちらは初めての使用時は外耳までたっぷり溶剤をいれます。ここまではノルバッサンと同じなのですが(汚れに応じてになりますが)翌日からは一滴から二滴耳孔に垂らしてあげるだけ。
    これを2週間継続後は1週間~10日に一度でOKなタイプ。我が家ではスノゥが使用しています。
    マリィとガイはアレルギーのせいで外耳だけではなく内耳部分の汚れと腫れが出やすいのでZYMOXで対処出来ず、スノゥは外耳炎も殆どなったこと無くマラセチアも幼少期のみで比較的綺麗な耳、アレルギーもほぼ無いのでたまに垂らして終了。
    簡単匂いなし。

    最近アレルギーの子が増えています。
    獣医さんによっては幼少期のアレルギーは成長期で変ると言う方もいますが、我が家の3黒は克服出来てないみたいです(笑)
    ラブラドール4黒

  • Guyの股関節

    Guyの股関節

    Guyの股関節形成不全

    先日、盲導犬協会から連絡があり、Guyの股関節画像の所見がS判定でした。と伝えられる。

    ガイくん
    ガイくん

    股関節の写真を撮ったのは2015年の初夏、なぜ今頃?そしてS判定って何?

    調べるとSはシビアのS。
    形成不全と可動域の判定で一番重篤を意味する。もっとダメじゃん。
    てか候補になってたらもっと早く判定でてきちんとしたケアなり予後の事とか協会でも教えてくれたんじゃないの?

    なんかもやもや・・・とにかく画像が貰えるのか、病院はどうする?

    かかりつけの先生に相談して北大を紹介してもらうことになったがとにかく画像がなければ紹介して貰えない・・・主人に気持ちをぶつけつつ今後の話もしてる真っ最中に今度は小粒(ライト)の脚がおかしい。
    引きずる+座るときに腰を下さず後ろ足から持ってくる。この状況で出来ることは協会に電話して状況と医者にかかって良いか確認する事。

    電話してみると、たまたま担当の方が手がすいていたらしく状況を見に来て判断する事に。
    来た結果は様子見・・・私は自分の考えをこういう場所に書くことをためらう方なんですが、早めの対処によっては彼が股関節異常だった場合、それは軽減されるのではないか?
    Guyはともかく(普段の生活時に股関節異常が認められる動作を私は見てなかった・・・そして最初の画像判断時に異常はないと聞いていた)協会は寄付で賄っているので医療費など金銭的にかかるものに対してまずは状態を確認してからとか色々理解はしているつもりです。
    でも彼らは盲導犬になる為に生まれてきて、素質云々もだが虚弱や体質なんかももちろん個体差があって、ただ成長過程に少しでも改善の余地があるかもしれないのにただ様子を見て・・・て考えると頭の中がぐるぐる・・・

    主人と話し合い、遅いかもしれないけどGuyと小粒に関節の形成不全に効くサプリを飲ませることに。
    スノゥには劇的な効果があったけど、その時スノゥは4か月と成長期。
    3か月飲ませた時点でのレントゲン撮影では異常なしになる位効果があって、進めてくれた獣医師も驚いてたのを覚えている。
    とにかく自分たちで良いと判断したものを試してみようと。

    加藤商店のおやつを置かせて頂いているドッグランゆららさんからサプリを紹介してもらったので先ずはそちらを試してみることにしました。バウンシーというサプリで関節のトラブル以外にも効用があるらしい、飲ませてみて経過を見ながら対処していく事にしました。
    小粒に関してはこれで少しは改善してくれれば良いのだけど…。

    加藤商店4黒
    加藤商店4黒

  • スノゥの憂鬱~再び~で、その後3

    前回からの続き
    その1
    その2

    ご心配おかけしました、ありがとうございます。で前回〆てましたが嘘でした(笑)いや、あまり笑えなかったんだけれども・・・

    抜糸前日、小粒(パピー)の耳を診て貰いながらスノゥの抜糸は明日で~とか話していたんですが・・・
    翌日抜糸だけだしGuy君のくるぶしの経過も診てもらおうと二頭を連れて病院へ。
    で先生傷見た瞬間固まった。

    窓辺にて
    画像は本文に関係ありません笑

    「あ・・・爆ぜてる」今回傷は13針程縫い、中は溶ける糸を使い皮部分は通常の糸だったらしいのですが、術後連れ帰って見たときには上下の端が膨れていたのは気付いていたんです・・・

    だけど上部分がまさかの爆ぜての腫れとは思わない私たち
    「めっちゃ傷きれいだよね」
    「あんまり気にしないしカラー無しでいけるね」
    全て間違えてた(泣)

    先生も傷の途中経過を診なかったご自分を責められるし(同意の上というかこちらもなんともないと思い込み抜糸まで来ないね~と言い切ったので飼い主の責任・・・)

    で、再手術かどうするか・・・「部分麻酔で傷掻爬してして縫う?」上部1㎝程の2針分
    「でもつかなかったら再手術になるのよ、どうしたい?」

    自責の念に駆られてる先生に申し訳なくて。しかもスノゥは不安そうな様子。

    「今日部分でダメなら来週再手術で」
    と決断、すぐに部分麻酔の薬品塗ってちょっと時間おいて傷を開いてえぐる作業に・・・じっと主人に抱かれるスノゥたまに痛いのかびくっっと身体を固くして耐えている。
    えぐり終わり縫ってる時もスノゥは我慢強くなき声もあげず頑張ってました。

    薬を貰う際、先生が「鳴いてくれたらまだ傷部分が生きてるとか分かるんだけど、今回あまりにも大人しいから・・・もしかしたら傷部分壊死しててつかないかもしれない、その場合申し訳ないけどやっぱり手術になるわ・・・」
    痛がってはいたみたいだけど、なんともわからない状態での掻爬。
    先生も私たちも不安だけど経過を見るしかないと判断して帰宅。

    で、経過良好(毎日散歩ついでに診てもらってました)傷も付いたようでなんとか一安心できそうです。

    スノゥは元気です
    スノゥは元気です

    22日に抜糸をして晴れて終了しました。
    ほんとに終わり

    ラブラドール子犬
    ラブラドール子犬、可愛いだろ~

  • スノゥの憂鬱~再び~で、その後2

    前回の続きから

    手術に預けた当日16時ちょっと前に電話があり、スノゥの手術が無事終了。覚醒もしたので迎えに来てくださいと言われすぐに病院へ。

    スノゥは異形成部分を少し広く深めに取り除き12針ほど縫いちょっぴり朦朧状態。
    昔と違い術後の痛み止め注射と飲み薬を貰い帰宅。
    患部写真(例によってリンクのみです)

    患部画像を見た方のお口直しにどうぞ
    患部画像を見た方のお口直しにどうぞ

    ここでちょっと話がずれるんですが・・・昔(10年くらい前?それ以上かな?)は犬の術後痛み止め等は出ませんでした。
    昔は犬は痛みに鈍感だという理由から処方がなかったそうなのですが、研究の結果痛み止めが処方されたほうが予後が良い結果が出るという事で痛み止めの処方が広まったそうです。
    昔我が家の先代犬には辛い思いさせたのかも・・・と考えちゃう私(先代犬はいろいろ大傷負傷してるので・・・)

    話をもとに戻します。

    先代犬の大傷場所が実はスノゥと同じ。
    なので術後の固定方法もある程度自宅ではこうしようとか色々考えていたのですが、健康な皮膚を縫い合わせた場合の傷の治りの速さったら凄い!!の一言でした。
    と言うのも先代犬は傷部分が膿んでしまい、最初の病院で下手な手術をされたばっかりに皮膚部分が縫合後外れてしまい、大学病院で再手術した際には「これでドレーン外した後皮膚つかなかったら移植かな」と言われてしまったのです。
    そんなマイナスイメージしかない同じ場所の手術。多少盛り上がりはあってもきちんと縫い合わさってるだけでなぜか感激(笑)
    結局夜にはガーゼを外してTシャツ着せて終了みたいな。
    スノゥが健康体でよかった。

    あとは異形成部分の検査結果待ちでしたが、翌週結果が出ました。
    肥満細胞腫や悪性種ではないとのことです、一安心!!

    付属器母斑と言われる皮膚の局所性肥大でした。
    ただそのままにしておくと拡大もしくは肥大化か進んでしまうこともあるので今回はこの状態で切れてよかったと思います。
    もう少しで抜糸もできそうですし、スノゥ自身もあまり傷を気にしていないので早く日常生活に戻れたらなあと思ってます。

    心配してくださった皆様にも結果をきちんと報告できたので良かったと思います。
    ありがとうございました

    子犬とスノウ
    子犬とスノウ

  • スノゥの憂鬱~再び~で、その後

    スノゥの憂鬱~再び~で、その後

    だいぶん間が空いてしまいました。
    スノゥの術後で経過が落ち着いてきたのでレポートをと思います。

    スノゥの病院受診から手術までが早かったです。

    術日はパピーが来て一週間とバタバタの日程でした。パピーはとても良い子で夜泣き等はしましたが、好奇心旺盛で何事にも果敢に挑む、ガッツのある子犬。

    新入りのRightです
    新入りのRightです

    ただ前回と違いまずマリィが育児放棄←違うWW
    ガイの時とは打って変わって面倒見ず。スノゥはビビりを発揮して近寄らず・・・ガイの時には二頭ともすんなり受け入れてくれたんですが今回は拒否ではないのですがなぜかあまり関わりを持とうとしない状況。
    多分子犬がガッツがあり過ぎてグイグイ来るので二頭とも引いてしまったのかもしれません(笑)

    手術日当日

    我が家の掟で「一蓮托生」があります。これは誰かが絶食の場合みんなで絶食。
    今回スノゥさん12時から手術の為前日の夜20時からの絶食。ただ子犬は巻き込めないので三頭がよだれを垂らして見守る中朝ごはん完食。
    病院が近いので主人が徒歩でスノゥを連れて行く間に大人2頭と子犬にご飯をあげ、主人とスノゥを追い病院で落ち合いました。

    細胞診だけは先に他の病理の先生にも確認して貰っているので今回の手術は肥満細胞腫を取る術式ではなく表層部と一部皮下部分を取り縫合して貰うと言う事に。

    簡単ではないですがやはり肥満細胞腫だった場合の手術は広範囲かつ深い部分まで取る事になるのでそれに比べると日帰りで簡単な手術になるのかもしれません。
    術前の検査は体重と血液検査、体重。毒キノコダイエットから変わらず26㎏。
    雪道の鍛錬のおかげか・・・?血液にも異常無くそのまま病院にスノゥを預け帰宅、二頭の散歩を済ませ、後はスノゥの帰宅許可の電話を待つだけです。

    ちなみに術前の患部(ダメな人はダメだと思うのでサムネイルは貼りませんので各自判断でご覧になって下さい笑)
    スノゥのウロコ状異形成

    つづく

  • スノゥの憂鬱・再び

    以前肥満細胞腫を取ったお話をしましたが、再発もなく来年は一度保険を切るかぁなんて話していたら・・・

    左前足のつけ根に違和感。触るともこもこしてる・・・
    毛をめくってもスノゥは下毛がわっさりタイプなので見えにくい。なんとかめくるとかろうじて見えたのはうろこ状に盛り上がった?皮膚の一部。
    早くに病院に行って診て欲しい私、様子を見てから病院に行こうな主人・・・折り合いは一週間でした。

    病院でバリカンをかけて貰って確認すると・・・一瞬うひょってさぶいぼ立つ感じに異形成した皮膚。

    先生も「なにこれ?初めて見た」「加藤さん見たことある?」しこりとも違うその異形成の皮膚はぶつぶつや乳頭状が苦手な私はもう剥ぎ取りたい感情と恐怖感でパニック寸前、ホントダメなんですよ・・・
    鍾乳洞にいったら全部叩き割りたい衝動に駆られると説明したらわかってくれる人いるかな・・・いないかな・・・

    とにかく「すぐ取って下さい」の私の顔つきは多分先生に伝わったのか「3月入ったらすぐ取ろう」と先に言ってくれました。

    今回はかなり広範囲に取る事になるので不安もかなりあります。
    パピーがくるのでその生活とスノゥの手術後を見なければならない不安はありますが、とにかく何事もなく無事乗り切れることを前提に・・・スノゥに不安な顔を見せるととてもつらい顔(目線)をするのでなるべく不安にさせないよう頑張ります。

    雪の中のラブラドール
    雪の中のラブラドール

  • Guyの眼

    Guyの眼

    水晶体亜脱臼と診断を受けキャリアチェンジをする事になったGuy君ですが、今回家庭犬になって初めての検診がありました。

    ガイくんカチューシャ
    水晶体亜脱臼

    以前眼鏡屋にいた私、5年はいたのかな?なので一通り眼の勉強なんぞはしてましたが、勤務してた頃に北海道でも犬の眼科専門病院が出来たりと色々噂や眼科医から話を聞いたりすることはありました。
    が、今回初めて眼科専門の病院に行ってきました。通常ですとかかりつけの動物病院からの紹介が一般的です。
    私たちは病院に直接予約して、協会から資料を送ってもらう手配をこちらでしてからの受診でした。検査もそうですが機械の発達ってすごいですよね~
    レフメーターが手持ち!!のあたりでもうすげえ!!状態(笑)
    ノンコン(眼底検査機器)も小型化されてて「わあ~」
    私はレフ検査をする時に子供は動くので苦手でしたが、さすが先生と看護師さん、一発!!目が離せないの意味が違う状態で(笑)

    私は今回初めて水晶体亜脱臼と言う状態を聞いて調べたのですが、今の状態では経過観察しかない。完全脱臼と言って水晶体が完全に前もしくは後ろに倒れると手術なんですが・・・
    この手術も何種類かありこれも調べました。で、協会では以前盲導犬になった子が同じく亜脱臼と言う事で引退したと聞きましたがその子のその後を知りたくても覚えてる方がいらっしゃらず・・・
    ただ亜脱臼が必ずしも脱臼につながるとは言い切れない為、ストレスのかかる行為や盲導犬の様なハードな生活に目が付いて行かない場合もあり、事故が起きてからでは遅いので分かった時点で引退もしくはキャリアチェンジ、そして目の病気ですから保険も入れず。動物眼科はやはり機械自体もかなり高額なためなんでしょうね、検査だけなら金額的にもお財布痛いくらいで済みますが、これが通院、手術、予後となった時の金額は・・・
    ざっと一度出しましたがきゃー!な金額です。

    私たちは最初パピーウォーカーを始める時に「引き取りはしない」と決めていました。実際自宅に来て情が湧いたのもありますが、目の疾患がわかった時点で引き取りを希望しました。
    だって障害が出るかもしれない子を引き取ってくれる家庭があるかどうかもわからないし、障害が出た時に最後まできちんと面倒を見てくれない家庭に引き取られる可能性が有ることを考えると「絶対にうちで引き取る!」ってなってしまいました…。
    亜脱臼自体も生まれつきなのか、成長によるものなのか、もしくは多頭飼いによる外傷性のものなのか、どれかは全くわかりません。
    とりあえず今回の検査では異常がない限り年一の検査を続けることで大丈夫でした。

    症状が悪化した場合は眼球の摘出となるので悪化しないよう祈ります。

  • 我が家の記録帳

    前回のスノゥの憂鬱での出来事から・・・
    「え?なんでそんなに事細かく覚えてるの?」など言われますが、我が家では記録帳なるものが食卓テーブルにいつも鎮座してます(笑)

    記録帳
    記録帳

    開いたまんま、ボールペンも必ず横に。
    誰が記入してもいい代わりに必ず目を通す。何かあれば記入が鉄則。

    これは先代犬からやっていますが、何故始めたか・・・それは介護です。
    食事時間、食事内容、排泄時間、排泄内容、運動やマッサージ、変わった事など何かあれば共有。
    そして万が一の場合ノートを持って病院に行けば、習慣や変化をわかるようにと始めた事です。

    そして我が家には絶えず複頭数の犬、介護当時はエキゾチック等がいた為かなり役立ちました。
    現在も続けていますがこれが結構役に立ちます。我が家では昼の仕事、夜の仕事で生活時間帯が変わるせいもあるのですが、それ以外でも伝え忘れがなく確実に「あ、この時間に排泄出してるから何時まで出さなくていいな」等の目安にもなります。

    マリィは来た当時すぐに膀胱炎の発症と共に病院通いが始ったのですが、おしっこの時間などがかなり重要だったのでパピーの記録にも役立ちました。
    その後のアレルギー発症時にも食事内容や皮膚状態を書くことにより、獣医師の処方食も早く決める事が出来ました。

    これが役立つときは基本病院・・・あまり役立てたくないですが(笑)
    今回のスノゥの下痢などもそうですが病気の原因はわからなくても対処はできます。その対処も食事内容や排泄時間排泄内容がわかればかなり的確な対処が出来ます。
    私は食事内容も下痢などで療養食になった場合それも細かく書きます。人で言うダイエットノートみたいなものでしょうか。
    人の記憶は結構曖昧です。特に私は忘れっぽいので必ず書くようにしてます。

    下痢や嘔吐で病院にかかる際は必ず何日間か分の記録と最後にした便や吐しゃ物を持って行くと診察が早く進みます。

    本当は一緒に自分の食事内容なんかも書けば自分のダイエットも成功するんだろうな・・・なんで犬のは出来て自分のは出来ないんだろう(笑)

  • スノゥの憂鬱、いつまで続く2

    スノゥの憂鬱、いつまで続く2

    すぐに更新しようと思ってたのに結構間隔が…

    前回のあらすじ
    突然の嘔吐と下痢が続くスノゥ。病院へ行くも原因わからず、あたふたする飼い主を横目に補液注射で復活!
    今回は下痢に効果のある食事と不調の原因です!

    回復食メニュー

    下痢の時や食欲不振時にうどんやおかゆ(どちらもアレルギーが無いことを確認して下さい)がいいのは知っていましたが、普段穀物フリーのフードを与え続けると食物繊維の不足により軟便や下痢になる場合があると今回初めて獣医師から聞きました。
    我が家では朝はスープ寒天とリンゴ、夜はスープ寒天と納豆におからを混ぜてましたがこれでも足りないらしい・・・で、療養食としてわがやではうどんではなくおかゆを選択。
    お米を野菜スープでたいておかゆに。それに鹿肉と乾燥野菜を戻しつつ煮てペースト状にしたものをトッピングにして固形フードに混ぜて与えました。
    翌日から便の様子等を見ながら従来の固形フードも混ぜつつ1週間かけて従来の固形フードに戻せるようにフォーミュラとの量の調節をしながらおかゆを減らしていきました。

    乾燥野菜なんですが、ちょうど季節が収穫の秋と言う事もあり、主人の実家から頂いた野菜等を天日で干して炉でさらに乾燥、それをおやつ代わりにと作り出した時だったのでナイス?なタイミングで野菜スープやペーストを作りやすかったのは大きかったです。

    乾燥野菜
    左上から時計回りに人参、馬鈴薯、南瓜、甘藷

    しばらく私の仕事は野菜スライスでした・・・あ、おやつの肉も切ってましたが(笑)

    そして私の不安神経症が爆発。スノゥ過保護過干渉、ドッグランにもスノゥは連れて行かず主人にマンツーマンでの散歩にして貰いました。
    マリィとガイは私が連れてました。と言うのも何かあっても私一人だとスノゥを抱えられないからです。主人ならまだスノゥを抱くこともできます。

    原因はキノコ?

    そんな中パピーウォーカー通信が届きました。
    最後のコラムには毒キノコの誤食による中毒などが書かれてました。
    この記事でピンと来た事が・・・普段行ってるランに今年はきのこがたくさん生えていました。係の方がかなりの回数ラウンドしながらきのこを抜いていたのは知っていましたが、ある日スノゥがランで地面をもぐもぐ・・・

    甦る記憶「あれ?スノゥきのこ食べたの下痢始る前日じゃなかった?」
    それからネットで調べまくりな私、なんとなく原因がわかった・・・
    毒キノコによる中毒症状の可能性が非常に高い(笑)って(笑)なんてつけてられないんですけどね。

    これ大型犬だからまだこの症状と自力復活が可能ですが小型犬だったら虹の橋わたる事も少なくないそうです。ぞっとしました。

    でもねやっぱり自業自得なんですが我が家の場合は完全にしつけミス。拾い食いをしてしまう子をランで自由にさせる方がいかんでしょ。本当ごめんなさいですよ・・・
    いまからもう一度拾い食いをやめさせる訓練を頑張りたいと・・・スノゥ、好奇心猫をも殺す実践。

    あ、誤食や盗食した場合次回から我が家はすぐに病院へが基本になりました。吐かせた方が安心です。
    んで我が家もそうなんですが、例えばきのこだったら他を探して食べたのと同じものを採取して病院へ一緒に持って行った方が処置は早くなると思います。
    毒キノコかそうじゃないかの判断も獣医師や専門家に委ねた方が安心ですよね。

    と言う事で今回の憂鬱なスノゥ、私共に体重が減ったよ!
    もう二人とももとに戻ったけどね(笑)で終了です。