投稿者: admin_blog

  • ラブとのお別れ

    ラブとのお別れ

    よく皆さんに聞かれることがあったので、興味のない方はスルーでお願いします。

    大型犬の介護~看取り

    晩年のラブさん

    今のペットの寿命は以前に比べてかなり長くなています。一番はフードの影響と言われていますが、人と同じで医療の発展による病気の早期発見と治療の効果もあると思います。

    さて大型犬の一般寿命ですが、私が一緒に暮していたラブさんは11歳でお別れしました。これは当時ラブだと平均寿命だといわれました。
    そしてラブさんは8歳を過ぎたあたりから(腰がもともと細かったせいもあるのか)後ろ足が少し弱くなり階段等は避けるようになっていた。それ以外でいうと皮膚がかなり弱くなり、これまたラブ特有のしこりが何か所か出来、年も年なので検査などはしていませんでしたが、だんだんとあ~年だなぁと感じさせる動きにはなってきていました。

    最後の日

    当時三頭(ラブ二頭ダルメシアン一頭)で飼っていた為、散歩は朝4時位から若い順に連れて行き最後ラブさんとゆっくり散歩。それから朝ごはんだったのですが、その日も普通に散歩に行き、普通に排泄、ゆっくりいつもの散歩コースを巡り、自宅に戻って朝ごはん。私は出かける用事があったので早めに準備を開始、ふと玄関に目をやると玄関マットでラブさんが寝ていた。
    ラブさんそこで寝てると踏まれるよ~と言いながら近づいてすぐに異変に気付いた。
    なんか違う、確かめたくなかったがラブさんはもう旅立っていた。獣医師に来てもらい死因は多分心臓麻痺、苦しんだ様子が一切ないのが救いでした。

    ドールさんの場合

    ドールさんの時は食欲が徐々に落ちてきて「いらない」と言うことも多くなったきました。
    13歳を過ぎ、もう少しで14歳になるところでした。散歩に行ってもこわいのか(北海道弁でつらいの意味)立ったまま固まる。じょじょに散歩にも行きたがらなくなり、外に出るのは排泄の時と気分が向いて散歩に出たがる時だけになりました。
    獣医師に相談し、対処療法で方向は決まっていましたが、食欲が落ち通常のフードを食べたがらない為、食事も体に良い悪いではなく食べれるもの・食べたいものを(犬に与えてはいけないものはもちろんだめですが)少しでも食べさせましょうと言われ、それからは食べたがるものを探して食べさせ、ドールも頑張って自力での排泄を最後までしてくれていました。

    ドールの場合は立ち上がる時と固まった時の補助が必要でしたので、バスタオルで下腹部分を支えて介助と歩行補助をしていました。
    主人が焼いたチーズスフレをドールは好んで食べていた為、主人は休みには必ずスフレを焼くのが日課に(笑)
    ドールはこのような状態になってから約三カ月で旅立ったので、介護と言っても本当に手のかからない子達だったと思います。

    この後ダルメシアンを約2年介護しましたが、この子は体重がラブに比べて軽かった事もあり、大型犬の介護にしては楽な方だったかもしれません。それと家族がそれぞれ介護できる時間帯の区別がはっきり分かれていたのも負担にならない下地だったのかもしれません。

    3頭とも自宅で看取ることができ、介護もそれ以外の重い病気もなかったのであまり参考にならないかと思いますが、よくラブを飼い始めた方に最後どうでした?と聞かれるの事があったので何かの参考になればと思います。

  • ラブの思い出:5

    ラブの思い出:5

    茶色い毛玉のドールさんすくすく育って肉団子

    多分昔のラブの方が今より一回り位大きかったと記憶。と言うのも体高がラブもドールも今いる子達より高くて体重も重かった。
    そして何の知識もなく、母が甘甘で育てた結果、一時体重がえらい事になったのは・・・ほんとびっくり。
    気付いた時私大激怒、母から犬の食事権を剥奪しおやつ制限を実施。ちなみに最高体重ラブさん48kg、ドールさん53kg(当時いたメスのダルメシアンも35kgオーバー)運動量を増やすために早朝の散歩を1時間取り、半年位掛かりましたがウエストが見えるようになった時の喜びは自分のダイエットが成功した時より嬉しかった(笑)
    ドール:ラブラドールレトリバー

    誤飲と病気で減量

    そんな肉団子ドールさんが痩せた一番の理由は・・・異物飲み込みでの手術と猫毒による前足切断一歩手前の重症かもしれません。
    異物飲み込み:柔らかい直径10cm位のボールを飲み込み、胃を通過してしまい幽門部で詰まる。食欲も一気に落ち、吐いて毛艶もあっという間に落ち、かかりつけの動物病院からすぐに緊急手術が必要だといわれ大学病院に移動。
    手術は無事に終了。術後に獣医さんに取り出したボールは不要なら大学病院で後学の為に飾っておくからと言われました(何年かして行ったらまだありました・笑)
    肝心のドールさんなんですが・・・術後1週間は入院し経過を見たいと言われて毎日お見舞いには行っていたんですが3日目には電話があり「元気なので迎えに来てください」と。引き取りに言って先生と予後の経過観察や通院の日程を話していたところ「実はね、今患畜にサルがいてね・・・ドール君翌日から元気になって吠えるもんだから、今度はその子が食事とらなくなっちゃてさ」「ほら、ドール君明るいし人懐こいいから生徒にも人気でさ、世話で入るとどうしてもそっちばかりにもなるから拗ねちゃったのもあってね」お世話してくれた学生さんと先生にお礼をいってドールさんも体当たりのお礼をして帰宅。
    開腹の為剃られたお腹の毛はそのまま生える事は無かった(笑)
    今なら一般的になっている柔らかいおもちゃの危険性、当時無知だったせいもあり、飼い犬や他の友達犬にも危険な目に合わせていたと物凄い反省をしました。最後に当時の理想体重、ラブさん28~30kgドール25~28kgカレン23~25kgと獣医師より言われてました(当時の自分の無知はスリッパで殴っても足りないと猛省しとります)
    ドール:ラブラドールレトリバー

    長くなったので次回に猫事件は書きたいと思います。

  • ラブの思い出:4

    ラブの思い出:4

    母暴走する

    母の知人がラブの繁殖にトライしたと聞き、母、早速予約をいれていた(笑)
    お父さん犬は警察犬で、その血統を残すための繁殖で初子。うちのラブちゃんのお嫁さんにと予約はブラックのメス(この時母は本気で子を産ませるつもりだったらしい)出産の電話が来た時「ブラックの女の子がでた!!」と大喜び、落ち着いたら見に行く事になり日にちを決めていた。
    子犬を見に行く前日「母犬の下敷きになってブラックのメスが死んでしまった・・・」と連絡が入り、イエローのメスが1匹出てるから見に来るだけでも、と・・・

    なぜ?チョコラブが我が家へ

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    「チョコレートの男の子」が家に来たのは生後50日位、手のひらに乗る茶色い玉(笑)
    結局見に行った時に一頭だけ出た茶色から目が離せなくなった母は「オスでいいからこの子!!」と持参したリボンをつけたそうな、と言うのも当時(多分20年前)はラブの茶色は人気無かったと記憶、知人宅でも先にイエローの引取りがきまりその後ブラックだったみたい。毛色的にも少なかったせいもあるのかも・・・かなり珍しかったのか結構「何犬ですか?」と聞かれる事もありました。
    プードルは毛色によって性質が違うと言うのは良く聞く話ですが、当時のラブも「黒はアクティブ」「イエローは温厚」「チョコはアグレッシブ」(この場合のアグレッシブは積極的と言う意味ですね)と訓練所で聞きました。で、うちに来た茶色の子犬は「侵略的」も持っていました(笑)まあラブちゃんが地味な子犬(地味な感じのいたずら)だったので良い意味で破天荒な俺様な子犬でした、てか可愛かった。

    名前は「ドール」

    そんな茶色の子犬の名前は「ドール」余談ですが、ドルのお兄ちゃん犬が母知人の家に行く事になっており、その子の名前が「ラー」なんとなく見えてきたかと思います、三頭合わせて「ラブラドール」・・・この二頭の出来事は次回に続く。

  • ラブの思い出:3

    ラブの思い出:3

    初代ラブのラブさん、思い出が有り過ぎるのでインパクトがあった思い出だけ箇条書きにしてみた。

    • 部屋の前にブツが・・・酔って帰って踏む事数回、因みに私にだけ。しかも帰ってくる気配を察知し、それから行為に及ぶ確信犯・・・(踏んだときまだ暖かく、姉の部屋の隙間からこっちを見てる)
    • 粗相・・・ラブさんは姉と寝ていたのですが、当時姉はロフトベッドで寝ていた為下ろしてもらえないとベッドからは下りられない、でも姉起きない、でもしっこ我慢できない、よしここで!!と寝ている姉のお顔にしっこをかける、姉の悲鳴でご近所さんが警察を呼び、酔って帰宅途中の私が悲鳴の元を探しに来た警官に職質を受けるコンボに発展。後日ラブちゃんが自力で下りられる様階段をつけてました。
    • 私の持ち物だけ破壊する・・・被害は当時馬鹿みたいに持ち物にお金をかけてた時代で、本皮のシステム手帳、タバコケース、化粧ポーチ、靴、眼鏡、キーケース等の万を超える商品達。一度腹が立って「弁償しろ!!」とラブに向かって叫んだ事があります。ええ、弁償されましたよ?私が珍しく散歩に連れて行った時に、他の犬に喧嘩を売り私の後ろに隠れるという神業(笑)そしてラブちゃんを噛みにきた犬はそのまま私を噛みました・・・相手の飼い主さんがお詫びの品と病院代と破れた服代をわざわざ届けてくれました(断ったのですが、自宅にまできてくれました・・・)それから我が家では弁償しろは禁句です。
    • 海に初めて連れて行く・・・すごい喜んでざばばばばと海に飛び込んでそのまま沖に向かってしまう、呼んで叫びながら飛び込みましたが追い付かず、たまたまボートの方が気付いて捕まえてくれたのですが、ほんと頭の中が真っ白になり、ボートにのって笑顔で帰ってくる姿を見て腰が抜けました(笑)
    • 腰痛で何とか家にたどり着くも玄関で力尽きる私、すぐさまラブちゃんが気付いてお帰りしにきてくれた、が動けないは腰が痛いわで「ラブ、姉ちゃん呼んで」と言ったらラブちゃん「わかった!!」と笑顔で居間に走っていった。そのまま痛みで気絶?ぽくなりここから先は姉から聞いた話、ラブちゃんが玄関に走って行きそのまま笑顔で戻ってきたので「どしたの?誰かきたの?」と聞くとらぶちゃん「いや気のせいでした」と言わんばかりにソファに飛び乗り寝る、30分くらいしてから姉がトイレに行く途中玄関で倒れている私を発見。身体も冷えきったらしく腰痛と風邪で一週間寝込んだ・・・いつもは私の側にいないラブちゃんが食事や排泄、散歩以外ずっと側にいて一緒に寝てたのは「罪悪感じゃない?」と姉が言っていた。

    ラブさん

    ラブさんが来た当初にいたプードルが病気ですぐ亡くなってしまい、ラブ自身が単体(他に犬がいない状態)で生活していたのは3、4年位、その間にあった出来事でした。
    次回は2代目ドルさんの思い出・・・

  • ラブの思い出:2

    ラブの思い出:2

    初めてのラブラドールは「ラブ」

    今から20年以上前、まだまだ大型犬はお外が殆どで、食事なんかも種類も少なく下手すりゃ余り物を食べさせていた家庭もあったと記憶。
    そんな中我が家にやってきた「ノラクロ」はラブラドールだから「ラブ」と言う安直な・・・素直な名前を貰い、先住犬のトイプー(これぞ室内犬、え?躾?なにそれおいしいの?状態で育てられた超わがままわんこ)にガウガウされ、マズルにぶら下がっているトイプーを「とってぇ」という目で見つめてくる決して自分の力を誇示しない、良くも悪くもラブの資質を持ってるがちょっとなんかラブラドールっぽくないけど、まあそれは置いといて・・・そんなラブとの生活が始まった。

    今考えると恐ろしい事

    大型犬に詳しくない私達、特に母は自己流で突っ走った。
    散歩はチャリ、ご飯はビタワンに先住犬の余りをトッピング(先住犬は当時珍しく手作り飯)今の自分ならスリッパで叩いているかもしれない(笑)でもラブは母と散歩に行けるのが嬉しくて、母もこんなに笑顔で表情豊かなラブちゃんが喜ぶならとせっせと散歩(チャリ引きだけどな・・・)ご飯のハンストも酷く(今なら解る、そりゃそうだよね、まずいもん)でもなんとなくラブらしい形にはなっていった。
    当時の自宅は古い二階建てで、階段が物凄い急(たぶん35度以上)でストレートという犬にとっては恐ろしい家だったと思う。
    その分探検しがいがあっていたずらし放題な感じ。古い木造住宅なんで噛む場所には困らないし、作りも納戸や物置、あげくねずみも多分いただろうから遊び場にも困らない・・・って人間にとっては「それはだめぇ!!」や「そこに入るなぁ!!」だったんですけどね。
    賢いラブちゃんが困ったのは階段は上れるけど急な階段は下りれない・・・そうだおんぶして貰えばいいんだ!!でおんぶは即効覚えた?と言うか、ラブちゃん階段の上で待つ→人上がってくる→人が上から二段目くらいに腰掛ける→ラブちゃんが肩に手を乗せてくるのでそのままおぶって降りる。これが可愛くて・・・(遠い目)

    あれれ?意外と長くなりそうなので又次に書きます。

  • スノゥの憂鬱4

    肥満細胞腫をどうするか

    スノゥの脂肪細胞種は、色々調べてお互いにどうしたいかを話し合い、このまま経過観察することを選びました。スノゥの細胞種の予後としてこのような事をしたら良いんじゃないか、といわれた事、調べた事をちょっとあげておこうかと思います。

    1. 脂肪細胞種の遺伝子検査を実施し、型を特定、その型にあったステロイド剤の投与、もしくは抗がん剤の投与
    2. 切除場所に放射線治療
    3. 新薬の投与(細胞種に今効き目のある錠剤が出ているがまだ治験段階の為、効果の是非、投薬期間等クリアになってない問題がある)
    4. 切除場所を改めて切開、3cmから5cmの範囲に広げて深さも筋膜まで切除

    細胞種のグレードやステージによっても選択は違うかと思いますが、運の良いことにスノゥの細胞種グレードは低く、切除の時点では肥大化も見られず、転移も目視では確認されていない事、獣医師からも経過観察を進められた事。私自身は4の再手術が望ましいのでは?と考えましたが、やはりスノゥにかかる負担を考えると経過観察が良いのかなと・・・経過観察ばっかりですね(笑)

    どれを選んでも後悔や不安は残ります、とにかく今出来る事は再発のチェック(身体を満遍なく触り、しこりや異常、触るのを嫌がる場所がないか等)と私達が出来る事をやっていこうかなと思っています。

    歯の問題

    ここで脂肪細胞種のせいで霞んでしまった問題がひとつ・・・それは歯石をとった際に言われた奥歯がぼろぼろな件・・・

    幼少期から喰っとけかじっとけで鹿角と鹿骨が常にどこかかしかに置いてあり、自由にかじれる様にしていたのが悪かったのか、奥歯がひび割れて歯髄が出ている状態と獣医師に言われました。
    一応これも酷くなる前に抜くのが良いそうなんですが(教科書どおりの受け答えなら大学病院か歯科がある病院に紹介状を書くからそちらで抜いて貰って欲しい、けど状態が酷く悪い訳じゃないから私達が希望しない限りそこまでしなくいてもいいんじゃないかと私(獣医師)は思う。と言われました)私達はそのまま様子を見る事にしました。

    ガイと鹿骨
    ガイ鹿骨

    一応、主人が今までより歯磨きを小まめにやってくれるという事なので、こちらも経過観察です・・・。
    当初お店でも乾燥させた鹿骨を扱おうかと思っていたのですが、色々調べていく内にあまり硬すぎるものを与えておくのも問題があるという事で取り止めたんですよね。

    硬いものをガジガジさせる事はストレスの解消にも良いですが、歯が折れる事もあるようですのでお気をつけ下さい。

  • chew for more trees 使用レビュー

    chew for more trees 使用レビュー

    適度に硬く噛み心地の良いおもちゃをずっと探していました。
    以前にfetch!という木のおもちゃを購入したのですが、既にボロボロ。ペットショップへ足を運んでも扱っていませんでした。

    chew for more trees(チュー・フォー・モア・トリーツ)

    いろいろと探した結果、Amazonでこちらを発見。
    国産間伐材を使用した木のおもちゃで防腐処理等一切していないので安心して与えられるかと思って早速購入しました。

    種類

    梨と桜の2種類があり、XS/S/Mの3サイズで展開しています(Amazonでは梨のXSの取り扱い無し)。Mサイズの桜2本と梨1本を購入。

    chew for more trees
    chew for more trees
    長さ20cm弱でラブラドールが齧るにはちょうど良いサイズ感です。
    また、桜と梨で硬さに違いがあり、桜は柔らかめ梨は硬めと表示があります。
    chew for more trees

    与えてみた

    マリィ

    スノゥ

    ガイ
    誤飲が怖いのでひとまず10分見守りながら与えてみました。夢中になってガジガジしており、食い付きは非常に良いです。
    一番の懸念は”木屑を飲み込んで詰まらせたりしないかどうか”ですが、米粒程度に細かく削れて飲み込んでも問題ない状態でした。ただ、時折バキッという大きな音と共に親指の爪程の大きさに割れる事もあり、留守番中などの完全に目が行き届かない状態で与えるのは無理ですね。
    安い木のおもちゃだと繊維に沿って細く割れてしまい、喉に刺さる可能性がありますが、そういった割れ方はしないようなので、飲み込む際に喉に刺さる心配はしなくて良いです。
    ただ、毛布の上など布地の上で与えると木屑だらけになって後が大変そうです。

    ↓10分噛んだ後の状態
    chew for more trees
    この写真を撮る時に気づきましたが、梨は果実のマークが入っていて見分けが付くんですね。細かい配慮が嬉しい。
    一番下はマリィが噛んでいたもの。噛むよりも引っ張りあいやレトリーブをしたいので減っていません。

    硬さも適度でストレスの解消にもなり、喉に詰まらせる可能性も低いので今後もご褒美のおもちゃとして活躍してくれそうです。

  • エゾシカのこと

    今回はまじめにエゾシカについてお勉強したいと思います。

    北海道とエゾシカ

    ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、北海道ではエゾシカの増加に伴って食料が少なくなり、森林(樹皮を食べる)や農作物への食害が顕著となっていると言われています。

    エゾシカ分布図
    エゾシカ分布図

    <出典:北海道森林管理局>
    ↑この画像を見ても北海道の山のどこにでもいる事が分かりますね。
    エゾオオカミの絶滅によってエゾシカの捕食者がヒグマだけになった為に爆発的に増加しているようです。

    その為、計画的に狩猟を行い個体数を管理する事で被害を抑える試みが以前より行われています。
    で、狩猟したエゾシカは食べてしまおう!と結構キャンペーンを打っている最中で、札幌市内のスーパーでも店頭に鹿肉が並んでいる光景を目にする様になってきました。

    エゾシカの魅力

    エゾシカの魅力は簡単に言えばローカロリー、鉄分豊富の赤身肉なところです。最近でこそ牧草だけで育てたグラスフェッドビーフと呼ばれる赤身肉がじわじわと人気のようですが、日本で上質とされる肉の多くは霜降りの和牛です。もちろんそれはそれでとてもおいしいのですが、赤身肉はガッツリ肉食!といった欲求を満たしてくれて非常に力が湧いてくる感じがします。

    成分比較

    エゾシカ成分比較表
    <出典:一般社団法人エゾシカ協会公式パンフレットより抜粋>

    まずは円グラフを見てください。鹿肉は脂質が極端に少ないのです。豚肉の1/10・皮なしの鳥胸肉とほぼ同等。
    ダイエット中や避妊・去勢済み等のカロリーを気にしなければならない愛犬にはうってつけと言えるでしょう。

    また、特筆すべきは鉄分の含有量です。食肉としては非常に多くの鉄分が含まれており、牛レバーの100g当たり4g程と比べても引けをとらない数値となっています。

    加藤商店で使用している鹿肉は「あぷかの森」さんで仕入れています
    もちろん人間に提供するように食肉加工場を経て販売されている食肉ですので、愛犬にも安心して与えられます。
    あぷかさんでは焼肉用のスライスなども取り扱っていますので気になる方はお問い合わせを。(もちろん人用です)

    以上、安心・安全な鹿肉を使ってますよっていうアピールでした。

    現在の取り扱いは
    エゾ鹿ジャーキー
    エゾ鹿レバー
    エゾ鹿肺
    以上の3点です!特に肺は希少部位です。
    カッコ良い呼び方だとラングなんて名前で流通していたりもしますね。大体が馬ですけど。サクサクとした食感で歯の弱い老犬でも食べられますよ

  • ラブの思い出

    ラブの思い出

    初めてラブラドールを迎えた時の話

    ラブラドールという犬種が家族になったのは21歳の時。
    ちょうど世間ではスマップの木村拓也ブームで、彼が黒ラブを飼いサーフィンだかなんだかに一緒に行ってるみたいな話をメディアで話していたのを小耳に挟んだ時代。
    「あぁハスキーみたいにならなきゃいいけど」が正直な感想(動物のお医者さんで爆発的人気になったシベリアンハスキー、捨てられたりなど問題が多かった)

    母親と大型のショッピングセンターで買い物をしている時に母が「あれ・・・」と指を指したのは、ペットショップの小さなゲージにみっちみちに入った黒い犬。
    私達に気付いて振り向いた姿はノラクロにそっくり。値札にはラブラドール10万円と書いてあった。情けない顔で母と見つめ合う犬。母はずっと離れず、店員が「抱いてみますか?」や色々説明をしてくるがスルー、ずっとノラクロ子犬と見つめ合っていた。

    自宅に戻っても無言の母は、姉が帰宅するなり「あのショッピングセンターに麻美(私)と買い物に行って来い」と一言。意味も解らず車に乗せられショッピングセンターに連れてこられた姉。
    そして私に無言でノラクロの前に立たされ「え?まさかこれ買ってこいって事?」姉も一瞬で理解。「まじで?」「あの人世話できるの?」「てかもしかして支払い私?」と喋る姉を放って店員を呼びノラクロを出して貰い姉に抱かせた。姉がノラクロを抱いてノラクロに色々語りかけている間に店員に値段交渉。因みにその子犬すでに5ヶ月、店員さんも「5万でどうですか?」と交渉前から半額提示。
    姉はこちらの話を全く聞かずに「お前さんの名前どうしますかね~?」等とノラクロに話しかけていた。そんな姉に「5万ですがどうします?」と聞いたら、カード取り出し「ボーナス1回で」姉はずっとノラクロを離さず、唯一私に渡したのは伝票なんかに記入する時だけでした。

    自宅に着くと母は涙を流さんばかりにノラクロと再会の抱擁&キス、姉はいそいそと寝床やご飯の準備。先住犬のトイプーを抱きながら「うちら蚊帳の外だね」
    その時ゲージをどうしたとか全く記憶に無いのですが、来てすぐの悪戯は私に対してと言うのは覚えています(笑)

  • 犬育てで泣いた事色々

    犬育てで泣いた事色々

    長女マリィの場合

    マリィで泣いた事、先住犬のダルメシアンのハンスト・・・
    あ、マリィで泣いた事じゃないですね・・・脱線しますがこれもかなりのダメージでした。

    マリィと先住犬ダルメシアン

    マリィを見つけたショップに先住犬のダルメシアン(高齢、当時13歳)を連れ、顔合わせも無事済ませマリィを自宅に・・・先住犬のカレンはかなりのお嬢様でお姫様で女王様。
    気に入らない時の機嫌の悪さ、ご機嫌が戻るまでの時間と周囲の人間の苦労は半端ないもんでした。3日食べず、胃液を吐き、私を拒否。
    ああもうマリィをショップに返すか引き取り手探そう・・・そこまでカレンも私も追い込まれましたが、なんとかマリィを受け入れたカレンさん、4日目にようやく手から少量のフードを食べ、ゆっくりとカレンのペースでマリィとの距離を縮めて行きました。
    マリィ:ラブラドールレトリバー

    膀胱炎の発覚

    と、安心したのもつかの間・・・マリィの様子がおかしい事に気付く・・・一難去って又一難・・・
    マリィはおしっこ場所を一発で覚えたのですが、なぜか私の膝の上で粗相を・・・間に合わないというよりマリィ自身も「?」な表情。そして翌日血尿が!!しかもおしっこが赤いレベルじゃなく血そのもので動転しながらショップに電話(マリィが家に来て一週間経っていなかったので病院にかかる場合、補償の関係上ショップに連絡後病院に掛らなければいけなかった)診断結果は陰部と膀胱の形成不全による膀胱炎、両方とも手術が必要で、月齢的に手術が出来るまでは投薬にて対処療法で行くことになりました。はっっっ泣いた事じゃなくてマリィの病歴になってる・・・

    尿失禁と誤飲

    そんなこんなでマリィの手術が終わった後に再び悲劇・・・マリィさん尿失禁が始まった。
    メスの避妊手術後に尿失禁というか、お漏らしをする子が一定数いるんですって。歩いている最中に急に漏らしてしまう子もいれば、マリィさんの場合は寝てる間におしりびちょびちょ・・・
    イソフラボンが良いとか、クランベリーが良いとか色々試してみましたが、最終的には”マメにおしっこをさせる”で99%解決しました。あ、これも病歴になる(汗)
    エゾシカの骨の大腿骨董部を飲み込み食道に詰まる・・・ってこれも病歴(汗)
    こうやって書いてみると困って「泣く」じゃなくて病気が心配での「泣く」ですね。

    躾で泣く事がマリィは殆ど無かったので次回はスノゥさんで泣いた事を書き出してみます。